「分かりません」と言えますか?
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仕事、あるいは学生でも何かの役割を担う時。
分からないこと、自信をもって答えられないことを聞かれたら、どうしますか?
なかなか、「分かりません」とは言えないのではないでしょうか?
・相手の信頼を失うから
・無能だと思われたくないから
など、色々理由はあると思います。
だけど、どの理由も「自己都合」という気がします。
「分かりません」と言うことが不誠実なのではなく、適当な言葉でごまかしたり、裏付けのない答えをするほうが、自己都合を優先させた不誠実な態度だと思います。
適当な答えをした時、その答えが「たまたま」正解かもしれませんが、そんなラッキーは長続きしません。
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「この人、分かってないな」
「この人、調べずに言ってるな」
ということは、結構分かります。
早々に「分かりません」と言ってくれた方が別の人に聞けるのに、時間を無駄にすることもあります。
先日家電量販店で、店員さんに家電の機能を尋ねました。
するとその店員さんが、「さぁ~どうですかね~」と言いながらメーカーの説明書を一つ一つ読み始めた時は絶句しました。
■ じゃあどうするか?
適当な答えをするより、「分かりません」と言う方が、まだ誠実です。
しかし、「分かりません」では信頼は得られません。
知識を増やすことは不可欠ですが、どうしても分からないこと、自信が持てないこと、専門外のこともあります。
そういう時は、
「調べて連絡します」
「詳しい者から連絡させます」
など、代替策を講じます。
しかし、これがなかなか言えないのが現実ではないでしょうか。
だからこそ、これを自信を持って言えることが、一つ信頼を得るために重要なことではないかと思います。
時折、あたかもこちらが何でも知っているのが当然かのように、「そんなことも分からないんですか?」という風に言ってくる人も居ます。
確かに、そんなことも分からないのか、という場合もありますが、何でも知っているわけではありません。
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