もっと、自分の幸せを追求する〜人も自分も幸せにする道〜
■ もっと自分の幸せを追求しよう。
僕は、人の幸せはもちろん大切ですが、「まずは」自分の幸せを追求して良いと考えています。
今皆さんが追求しているよりも、「もっと」です。
もちろん、犯罪行為や一方的に誰かを犠牲にする方法はダメです。
■ 他人基準で幸せになれるのか。
僕の半生を振り返ると、「自分の幸せを追求しよう」と意識することは、あまりありませんでした。
幼い頃から、「こうあるべき」、「他人にはこうしなさい」というように、他人基準に合わせることばかり求められ、いつの間にか自分もそれを求めていました。
その他人基準に合わせ続けていけば良いのだと、漠然と思っていました。
反対に、自分の幸せを追求するということは、身勝手・自己中心的というイメージすらあります。
ですが、ふと、こう思いました。
・他人基準に合わせ続けることで、果たして自分を、そして人を幸せにできるのだろうか、と。
・それで幸せを感じられなかった時に、いつか人のせいにしてしまうんじゃないか、と(そして誰も責任を取ってくれない)。
・自分が幸せじゃないのに、人の幸せを願い、人の幸せのために努力し続けることができるんだろうか、と。
■ ポイント
いきなり「自分の幸せを追求しましょう」と言われても、そう簡単ではないと思います。
遠慮なく自分の幸せを追求するためのポイントは、
「自分が幸せを追求することが、人の幸せにつながる。
そういう目標を立てること」
これは、過去にブログでも書いた「for you経由のfor meの幸せ」です。
その目標を立てるためには、自分の棚卸しをして、やりたいことを考え続けること。
その内、「人のためにこれをすることが、自分の幸せだ」という部分が出てくると思います。
これが見つかれば、自分が幸せになること=人を幸せにすることになるので、遠慮なく自分の幸せを追求できます。
■ 難しく考えない。
だけど、難しく考える必要はありません。
最初は、何かが欲しい、どこかへ行きたいという、分かりやすい「自分の幸せ」でも良いと思います。
だけど、自然に、「for you経由のfor meの幸せの原石らしきもの」に辿り着くと思っています。
先日やりたいことを見つけるセミナーを開催しましたが、多くの方が、意識or無意識的にfor you経由のfor meの幸せの原石を入れていました。
「for you経由のfor meの幸せを入れなきゃ!」と固く考えなくても、いずれ自然に入ってくる。そう思っています。
もし、一向に「for you経由のfor meの幸せ」を描けない時は、本を読むなり、信頼できる人に相談するなりして、じっくり自分と向き合うと良いと思います。
■ 僕の場合
僕にあてはめてお話します。
最もやりたいことの一つは、
努力と意識次第で人生は好転できるということを多くの人に伝えること。
これを実現して、僕が何かをお伝えしたことで人生が好転した方が現れれば、その方は幸せなはず。
そして、そうなれば僕もめちゃくちゃ幸せ。
この構図からすれば、僕は遠慮なく自分の幸せを追求すれば良いわけです。
端から見ると、「人のために頑張ってるなぁ」と思われることもありますが、実は僕は、自分の幸せを追求しているだけ。
■ for meのみの欲求も認める。
もちろん、for youを経由しないfor me、つまり、あれが欲しい、これが欲しいという単純な欲求もあります。
だけど、自分の欲を全て捨てて、人の幸せのみを追求して努力するというのは、今の自分には難しい。
自分が満たされていないのに人のために自分を捨てきることは難しい。
ただ、今はそういう時期なんだと割りきっています。
むしろ、表面上は「人のため」と言って、自分の幸せを追求したい欲求をしまいこむ。あるいは、「自分の幸せ追求なんて身勝手だ」と言って辛い毎日を耐え続けたり、漫然と毎日を過ごすというのは、どっちつかずな感じがします。
■ 自分なりの幸せを創造する
世の中を見渡せば、「こういう楽しいことがありますよ」、「こういう素敵な物がありますよ」等々、様々な「幸せのパッケージ」が売られています。
しかし、それを消費し続けるのは、あくまでも外から与えられた幸せ。
自分の内側から幸せを創っていくことにはなりません。
自分の内側から幸せを創っていくことが、自分の幸せを追求することだと思います。