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僕は一人でランチを食べます。
「寂しいんですね」と思われるかもしれません。
社会人になってしばらくは、一人で食べるのも寂しいし、誰かと行っていました。
ただ、誰かとランチに行くと、当然ながら自由がありません。
僕はとにかく本を読みたかったので、一人で食べるようになりました。
本を読みながら食事をして、食後にしばらく本を読んで会社に戻る。
これがとても幸せでした。
これは性格ですが、どうしてもお昼時の飲食店が好きになれません。
行列に並ぶのも、食後のなんとも言えない雰囲気も、どうしても好きになれない。
どこからともなくグチや批判が聞こえてくると、気が滅入ります。
確かに、誰かとランチに行くメリットは大きいとは思いますが、僕にとっての優先事項は、自由と環境でした。
ですから、今では「寂しい」という思いはなく、自分の好きなことを選んでいるという感覚です。
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皆さんの中には、そもそも一緒にランチに行けるような人が居ないかもしれない。
あるいは周りに馴染めないだけかもしれない。
一人だけ仲間外れのような状況だと辛いと思います。
だけど、たとえ「仕方なく一人になった」のだとしても、一人を愉しむ意識を持てばいいわけです。
周りは「一人で寂しそうだね」と思っても、自分が充実感を感じていればそれでいいわけです。
きっかけはどうあれ、「自分はこれがいい」という感覚を持ちたいものです。
一人なら一人なりの、一人でしか出来ないことがあります。
自分を押し殺して誰かと過ごすより、自分が輝けることのために一人で力を溜めるというのも素敵です。
時々、一人で優雅にランチをしている素敵な人を見かけます。
「今日は一緒に行く人が居ないので仕方なく一人です」という人とは、雰囲気が違います。
一人で行動するようになると、色々なことが見えてきます。
これも、醍醐味です。
四六時中一人でいましょうということではありません。
無理して誰かと居なければならない理由はないし、誰かと一緒でなければならないという習慣を、一度疑ってみましょうという提案です。
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