人生は、誰かが良い感じにしてくれるものではない。
■
自分の人生は、誰かがいい感じにしてくれるわけではない。
誰かが問題解決してくれることを求めて、努力を放棄するような人生は送りたくない。
そう思います。
■ 未熟すぎた数年前の自分。
批判はするけど解決策は示さない。
解決策を示しても、非現実的な解決策しか示さない。
不平・不満ばかり言って。
問題解決を人や会社に委ねて。
自分がうまくいかないことや不快感の原因は他者と環境にあると信じて疑わず。
誰かに、自分の人生をいい感じにしてくれと求める。
誰かに、問題を解決してくれと求める。
それが叶わないと、また不平・不満を言う。
数年前の自分がそうでした。
■ 自分の問題だと認めるのが怖い。
当時は、しんどい環境だと思っていました。
自分はなんて大変なんだと思っていました。
だけど、しんどい・大変と感じるのは、自分の実力が無かったせいです。
実力がないならば、実力を付けるための道筋を冷静に見極めるべきでした。
それなのに。
自分がしんどい思いするのは他者や環境のせいであり、その問題を解決するのは自分ではない。
早く誰かが解決して欲しい。
そう考えていました。
そして、それが叶わないので、不満を言っていました。恥ずかしげもなく。
きっと、実力不足の自分を認めるのが怖かったのだと思います。
自分が実力不足だと認めたくない。
だから、人のせいにしていれば楽です。
悪いのは他人だ。悪いのは環境だ。そう言い続けていれば、自分の実力不足から目を背けられます。短期的には。けど、長年そうやって生きてきて、気づいた時にはかなり大変かもしれません。
■ 気付き。
問題の原因は自分”だけ”ではないにせよ、自分”にも”ありました。
実力が無いというのがその最たる例。
だから、自分の中にある原因を解消するために努力をすれば良かった。
今考えても、職場でイライラして、不快感を撒き散らしていた自分が情けなく、恥ずかしいです。
自分の態度と実力を客観視できず、未熟なことをしていました。
そして、冒頭の、
自分の人生は、誰かがいい感じにしてくれるわけではない。
誰かが問題解決してくれることを求めて、努力を放棄するような人生は送りたくない。
このことに気付きました。
色々迷惑はかけたけれど、このことに20代の内に気付けて良かったと思います。
それを気付かせてくれたのは、人と本でした。
あのまま、他者や環境のせいにして、悪癖が強化され続けて歳を重ねていっていたら…と考えると恐ろしくなります。
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