■ 腹が立ってしまうこと
”どうしてあの人はああなんだろう”と心がざわつくこと、腹が立つことがあります。
自分が何に腹が立つかを観察してみると、
自分が”やらないように意識していること”を、(僕から見ると)平気でやっている人
が多いことに気付きました。
■ 千田琢哉さんの本より
千田琢哉さんの、「20代の勉強力で人生の伸びしろは決まる」という本に、次のような記述があります。
大嫌いな人というのは、自分と酷似している部分がある人である。
その人の大嫌いな部分をよく観察してみよう。
自分が過去にうっかりやらかしていたことで、今はそうならないように気をつけていることではないだろうか。
■ 腹が立つ仕組み
千田さんの本を読んだ時、”あの人と自分が酷似している部分がある!?ありえない。自分はあんな風じゃない”と抵抗感がありました。
しかし、よくよく考えてみると、”そう言われれば、そうかも…”と思い始めました。
確かに、”自分がやらないように努力している”という事というのは、裏返せば、”意識していないとやってしまうこと”
なぜやらないように努力するかというと、やってしまう自分が好きではないから。
例えば、僕の場合でいうと、
感情的にならない、期限を破らない、時間に遅れない、非効率的な仕事はしない、約束は破らない、無駄話はしない、時間を無駄にしない。
これらは全て、意識していないとやってしまうことです。
それをやってしまう自分が好きではないから、やらないように意識しています。
ところが、”やらないように意識していることを(僕から見ると)平気でやっている人”を見ると、自分の嫌な部分を見ているような気になる。
だから腹が立つんじゃないか、と。
■ 腹が立たないようにするには?
腹が立ってしまうのは、”やらないように意識しないと、それをやってしまう自分”、まだ自分の中の居るからだと思います。
僕の例でいうと、感情的にならないように意識しないと、感情的になってしまう自分が、まだ自分の中に居る。
まだまだ”当たり前の事”に出来ていないというか、自分の中で、未熟な部分を消化しきれていないのだと思います。
それをやらないことを、わざわざ意識しなければならないレベルなのだと思います。
だから、”やらないように意識”しなくても、自然とそれをやらずに済む位のレベルになれば、きっと腹を立てることはなくなるように思います。
”あー。昔は僕もよく感情的になってたなぁ。ははは”と流せる位になりたいものです。
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