■ ”安心感“
仕事では、”安心感”が大切だと感じます。
ここでいう仕事は、何か大きなプロジェクトでなくても、幹事とか、コピーとか、色んなものを含みます。
この”安心感”は、漠然と言うと、”ちゃんとやってくれそうだよね”という感じのもの。
”信頼“や“ブランド“ともいえそうです。
■ この”安心感“どうやって生まれるのでしょうか?
仕事の大小問わず、一つ一つの仕事で積み重ねていくものだと思います。
奇策や近道はなく、地道な積み重ね。
■ 安心感が生まれる過程
最初は、今まで依頼されたことのないAという仕事で信頼を得ます(このときのAは、比較的簡単な仕事だったりします)。
すると、またAという仕事を依頼されます。
次に、今まで依頼されたことのないBという仕事を依頼されます。
Bを依頼されたのは、Aで信頼を得たからです。
Aの仕事ぶりを見ると、Bを依頼しても大丈夫だと信頼されたわけです。
しかし、Bという仕事は、さほど難しくなく、しかも上司やチームによるバックアップがあります。
それを積み重ねていくと、どんどん難度が高く、かつ、依頼されたことのない仕事を依頼されます。
そして、いつしか”ちゃんとやってくれそうだよね”という安心感を生みます。
結局、”安心感”は、持っている資格や肩書きだけで判断されるわけではなく、その人の人間性や仕事への取り組み方等の総体だと思います。
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こう考えていくと、依頼したことのない仕事を依頼する側は、ある種の”賭け”をしています。
”今まで頼んだこと無い仕事だけど、あの人なら出来るだろう”という”賭け”です。
賭けるかどうか。それは、安心感があるかどうかです。
■ 安心感の維持
この”安心感”は、一度獲得すれば維持されるものではありません。
期待に背くような手抜き仕事をしてしまうと、二度と賭けてくれないかもしれません。
そう考えると、”安心感”は、築くのも大変だし、維持するのも大変。
だけど、安心感を築き、維持できれば、その安心感自体が仕事を呼び込む武器になると思います。
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