「満たされない感」の負の側面から、どうやって自由になるか。
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振り返れば、ずっと、「満たされない」という思いを背負って生きてきたように思います。
何に満たされないのか。
それは、「自分自身に」です。
「今の自分では足りない、足りない、足りない」。
そういう「満たされない感」です。
「どういう自分と比べて」足りないのかはよく分からない。
だけど、とにかく今の自分では、足りない。
そんな感じでした。
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「満たされない感」が強力なエンジンになって乗り越えられた壁があったのも確かです。
ですが、この「満たされない感」の負の側面、つまり、「満たされない感」によって苦しくなってしまうことから自由にならないと、満たされない人生になります。
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今考えているのは、「満たされない感」という資源を、どう使うかということ。
向上心に変換できれば、強力な武器になります。
反対に、「なんてダメな自分なんだ」と、自分を責めることに変換してしまうと、苦しくなります。
満たされない感でイライラするのは、全くダメです。
イメージとしては、片方の目では、「足るを知る」というか、今の自分に満足しつつも、もう片方の目では、さらにレベルアップした自分を見据える。こういう状態が望ましいように思います。
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そのためにも大切なのは、理想の自分を、出来るだけ具体的に描くことだと思っています。
これが全然できていなかったのが、「満たされない感」の負の側面に苦しんでいた一つの理由。
今は、少しずつ理想の自分の輪郭が見えてきたので、漠然とした「満たされない感」は減りつつあります。
理想の自分と今の自分との「差」がある程度わかって、そこを埋める過程にあるということを認識できつつあるからです。
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