意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

ブランドコンセプトに通ずる考え方〜続・「負けを生かす技術」(為末大さん著)を読んで〜




 

負けを生かす技術

負けを生かす技術

■ 大きな目標

 この本には、一貫して、志や大きな目標・目的を持つことの大切さが書かれています。

 

 例えば、志や大きな目標・目的を持つことで、選択ができる、職業はツールでしか無いと考えられる、やりたくないことをやる意味も見えてくる。そういったことが書かれています。

 


■ ブランドコンセプト

 ここでいう志や大きな目標は、「ブランドコンセプト」にあたるものではないかと思います。

 ブランドコンセプトを明確にしておくと、多くの事柄を、ブランドコンセプトから逆算して考えることができます。

  単純にAがいいか、Bがいいかを比較するのではなく、AとBあるいはそれ以外の選択肢、どれがブランドコンセプトに適っているか、と考えられます。

 

 ブランドコンセプトが無ければ、選択基準がバラバラだったり、短期的なメリットを重視してしまうこともあります。

 「何のためにこれをやるのか分からない」という空虚感にもつながります。

 

 だから、ブランドコンセプトを具体化しておくことは、非常に大切だと最近思っています。

 それでは、為末さんの言葉を引用しながら、考えたいと思います。

 


■ ブランドコンセプトを持つ。

 「人生計画が立てられる」という考え方について、

 「最初から完璧を期そうとせず、負けつつ、失敗しつつ、学びながら前に進んでいくことが有効になる。

 ぼんやりと、なんとなくあのあたり、と定めて動いていく。」

と述べられています。

 そして、

 「必要なことは、ぼんやりと大きな目標を作ること」、「大きな目的がはっきりしていれば、そのときどきに自分が思うものを選んでいけばいい」。

 

 この「大きな目標」が、ブランドコンセプトだと思います。

 


■ ブランドコンセプトを具体化する。

 上記の大きな目標に関連して、

 「志はある程度までは、具体的になっていたほうがいいと思う。ある程度、場所と手段までは落とし込めるといい。何を通じてどうしたいのか、なぜならばこれが幸福だと思うから、というロジックがほしい」。

と述べられます。

 

 これは、ブランドコンセプトを具体化することの大切さだと思います。

 


■ 選択の際は、ブランドコンセプトに戻る。

 「ビジョンや志がぶれなければ、人はぶれない。胸の中の北極星のように、それらはいつも人を守ってくれる。結局は、自分はどういう人生を生きたいのか、ということが問われているのだ。何かを選択するときに悩むのは、それが揺らいでいるから」

 

 こうやって、ブランドコンセプトを自分の中に明確にしておいて、何かを選択するときには、このブランドコンセプトに戻る。

 


■ ブランドコンセプトの見つけ方。

 「志をうまく見つけられていない人へのヒントは、自分が『いいな』と思う瞬間を集めておくこと」

 

 ブランドコンセプトを見つけるのは、私は大変なことです。 

 このヒントをもらっても、一発で理解はできませんが、まさにヒントとして、心に留めておきたいと思います。 

 

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