「基本的なスキルや実績ができていない」
本田直之さんは,『パーソナル・マーケティング』(P30〜)で,パーソナル・マーケティングができていない人の6つのパターンの1つとして,「中身に釣り合わないブランドをつくる」ということを挙げておられます。
これについて本田さんは,
「ブランドとは,ひとことでいえば信用です。あなたという人物を,周りの多くの人が信用しているとき,初めてブランドは機能します。(中略)基本的なスキルや実績ができていないうちからブランドばかりつくろうとするのは危険」
と述べておられます。
私には,そもそも,「基本的なスキルや実績ができていない」。
全く気づいていなかったわけではないですが,ここ数ヶ月の経験から痛感しました。
何のスキルも実績もないわけではありません。
しかし,目標を達成するために得なければならない信用を得られるだけのスキルや実績がない。
今の状態で目標を達成しようと思ったら,嘘をついたり誇張したブランをつくる必要がある。そんなことをしても,全く意味がありません。
基本的なスキルや実績を積み重ねる。
いつか声が掛かったとき,チャンスを与えられたときにそれを掴むために蓄積していく。
やらねばならないことはたくさんあります。
「焦らなくていい」
尊敬する方から,そう言っていただきました。
この歳で私と同じ目標を達成している人もいる。
本当に目標を達成できるのか不安だ。
周りの人はどんどんそれぞれの目標を達成している。
そういうことから来る「焦り」を見事に見透かされた言葉でした。
心の中にあった「焦り」を明確に意識した上で,「焦らなくていいんだ」と思えた。
焦ってはいけないけど,来るべき日のために120%で生きる。
そう決めた日でした。
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