道を切り開く。そして,感謝を強要しないという品格。
「これからあなたがこの道を通るとき,あなたが,生い茂る木や雑草を払いのけることなく歩けるのは,私が先を道を作っておいたからだ」
私はそうやって,自分の頑張りを「わざわざ」分かってもらたいという気持ちになってしまうかもしれません。
だけど,そういう気持ちになるべきではない。
仮にそういう気持ちになっても,言葉や態度に出すべきではない。
その理由をうまく言葉にはできません。
どの言葉を選んでも,少しずつ,物足りない表現にしかなりません。
それでも,直感的に,そう思いますし,その直感は,間違っていないと思います。
言わなくても,誰かは分かってくれるはずです。
誰も分かってくれないかもしれないけど,それもいい。
もし自分が切り開いた道や,自分のアシストによって,誰かが周りから愛され,気持よく,明るい未来へ歩を進められたのなら,自分が何をしたかなんて言わずに,素直に喜び,高い位置で拍手をできる人間になりたい。
改めて考えてみれば,会社がある,インターネットがある,道路がある,お店がある,電車が走っている等々。
自分が 今の生活を送れるのは,先人が莫大な時間・労力・お金を使って切り開いてくれたおかげです。
反対に,私が誰かのためになっていることなど,広い世界,長い歴史からすればほんの僅かなことです。
その僅かな貢献にしがみつき,感謝を強要するような態度は,あまりに的外れなことだと,改めて感じました。
誰かのために,黙々と道を切り開こう!
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