ポイントを抑えられる人〜今自分が取るべき言動を取れる人〜
ポイントを抑えるのが上手い,と感じる人がいます。
ここでいう「ポイントを抑える」というのは,今自分がどういう言動をすべきか,ということが分かっているということです。
対極にあるのが,いつもどおりの言動をしてしまう人,感情の赴くままの言動をしてしまう人です。
例えば,人は時に感情に任せて理不尽なことを言います。
それに対して「あなたは理不尽だ」と論破することは簡単かもしれません。
だけど,理不尽なのは自分でもわかっていて,感情的にならざるをえない何かがあるのかもしれません。
そういうときに,論破したい気持ちをグッと堪えて聞くことも大事です。
抑えるべき「ポイント」を把握するには,自分が今どういう立ち居振る舞いをすべきかを客観視することだと思います。
自分の役割・役目を理解するとも言えます。
「自分から見える世界」では,どうしても主観的・感情的になります。
そうすると,客観視できなくなり,今自分がどういう言動をすべきかは視界に入りません。
さらに,客観視して,今自分はこういう言動をすべきと判断したとしても,自分の感情などを抑えて冷静な言動をするのも,一定の能力が必要だと感じます。
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