何度も書き直しましたが,現時点での仕事についての私の考え方です。
1 私は,「最初から最後まで,嫌なことなんてない,楽しいばかりの仕事」は無いと思います。
「今」楽しそうに仕事をされている方でも,過去には色んな苦労があっただろうし,「楽しそう」にしていることと,「嫌なことがない」とは別問題です。
結局,ある職種に就けばあとは自動的に楽しく仕事が出来る,ということではないと思います。
2 ポイントは,「職種×能力×人格」ではないかと思います。
能力と人格
それを身につける過程で,しんどい思いをしなければならないと思います。
能力も人格も含めて,人間が成長するのは,しんどい思いをしているときだと思います。
しんどい渦中にあるときに,どれだけ考えて,努力をしたかが大事だと思います。
しんどさを紛らわせるため,時間の針を進めるために逃避行動をとっていては,あまり成長できないように思います。
そのしんどい時期を乗り越えられるかどうかというところに,その職種・会社が影響を与えることはあると思いますが,ある職種・会社に行けばしんどい思いはしなくていいというわけではありません。
本を書いておられるような方でも,ある時期しんどい思いをした,というエピソードはよく出てきます。
なので,「しんどいなー」と思っても,それはその仕事が向いていないからだ,と即断はできません。
「職種」の部分だけ変えても状況が一変するわけではありません。
だからこそ,「職種」のところだけにフォーカスして転職しても,また「能力」,「人格」を高める過程でのしんどい部分からは逃れられないのではないかと思います。
だからといって,いつまでもしんどいままで,「仕事とは辛いものだ」と言い聞かせながら仕事をするのは避けたいところです。
能力と人格が身につけば,選べる仕事が増える。できることが増える。
そうすると,「職種×能力×人格」の「職種」のところのポイントを上げられる。
それにより,さらに掛け合わさって,楽しめる度が上がるのではないかと思います。
まだまだ私は未熟ですが,いずれにしても,ある時期,しんどい思いや努力をしないと,その先の上積みは見込めないと思うわけです。
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