悪口や噂話は,聞く方も悪い
1 最近,「悪口や噂話は,聞く方も悪い」と思うようになりました。
ただ,「悪い」というのは,前提があります。
それは,自分が悪口や噂話を言いたくない,悪口等を言う人と付き合いたくない,と思っていること。
そうは思わないのであれば,この先の話は的外れになります。
2 「悪口や噂話は,聞く方も悪い」の,「悪い」の意味は2つ
① 聞くから,また悪口等を聞かされる。
悪口等を言う人は,相手を選びます。
どういう相手を選ぶか。
それは,自分が言った悪口を否定しない人。
もっと言えば,「えー!それは酷いねぇ!」等と好リアクションをしてくれる人。
そういう相手には,どんどん刺激の強い悪口等を提供しようという気になります。
反対に言えば,悪口等の話をされても,「ふーん,それで?」というリアクションの人には,悪口等を提供する気になりません。
そうなると,悪口等を聞かされることは減っていきます。
② 聞くことで,悪口等を言う場を与えてしまっている。
自分が聞くことで,相手が悪口等を言う場を一つ提供してしまっていることになります。
自分が聞かなくても,他の場所で言っている可能性は低くありません。
だけど,聞くことで,その場を一つ増やしてしまっていることになります。
3 言わない・聞かないを両輪に。
自分が悪口や噂話を言いたくない,そういう話が出るグループに属したくないのであれば,まずは,聞かないこと。
そのためには,自分も言わないこと。自分だけ言って,聞かないというわけにはいかなくなるから。
言わない・聞かないを両輪として実行すれば,悪口等が多い人は,自然と遠ざかっていきます。
悪口等の何がいけないか。
良いことがないからだと思います。