引き続き「ゆっくり動く」について考えてみる〜「ゆっくり動く」と人生が変わる(小林弘幸さん著)を読んで〜
昨日,「『ゆっくり動く』と人生が変わる」(小林弘幸さん著)を読んで,「ゆっくり動く」ことを意識しようと決意しました。
1 ゆっくり動くことの効用は次のとおりです。
① さまざまな動作を「ゆっくり行う」
② 「自然と」呼吸がゆっくり深くなる
③ 副交感神経の働きが高まり,自律神経のバランスが整う
④ 血流がよくなり,体の隅々にまで質のいい血液が流れる
⑤ 健康になる
2 「ゆっくり歩く」って,具体的にどれくらいなの???
上記の本でもゆっくり歩くということが推奨されています。
ここで言う「ゆっくり」は,どの程度なのでしょうか?
「ゆっくり」と「ダラダラ」が違うのはわかります。姿勢が全然違います。
では,早足でも,姿勢よく,リズミカルに,軽快に,颯爽と歩けば良いのでしょうか。
それとも,早足自体ダメなのでしょうか?
私の性格上,早足をやめるのは非常に難しいと感じています。
悩ましい・・・。
3 せかせか処理して得られた余裕より,ゆっくり動くこと自体が余裕を作る。
(1)せかせかの良くないところ。
私は,タスク処理でもなんでもそうですが,
「処理し終わった状況を早く作りたい」
という思いが強い人間のようです。
そのため,せかせかと動き,思うようにならないとイライラしてしまう。
しかし,イライラしながら処理を終えても,清々しい気持ちにはなかなかなりません。
(一時的にでも)「やっと解放された」という,逃れた感の方が強いです。
さらには,処理しなければならないことは日々発生しますから,そのたびにイライラしてしまいます。
(2)ゆっくりの良いところ。
他方,ゆっくり動くことは,行動自体に余裕があり,それによって結果的に早く処理でき,清々しい気持ちでいられることも多いのだと思います。
確かに,せかせかやった方が短期的には早く終えることもあるでしょうが,たいした差ではありませんし,イライラしながら多少早く終えても,自分や周りに悪い影響を与えてしまいそうです。
ポイントは,昨日も書いたとおり,「ゆっくり,早く」です。
(3)チャレンジ事項
まだまだ実感として「ゆっくり動く」ことの効用を認識しきれていませんし,「ゆっくり,早く」を具体的場面に即して説明できるには至っていません。
これは,今年のチャレンジ事項です。