【人間関係の苦しみから解放される方法】原因は常に自分の中にあると考える。
人は誰しも見えている世界が違います。
だから,自分の見えている世界からすれば,「おかしいこと」は毎日起こります。
「あんな言い方ないじゃないか」,「あんなこと普通しないよ」,「普通こうするでしょう」等々,腹を立てようと思えば,苛立とうと思えば,その材料には事欠きません。
ここで立ち止まって考えてみます。
自分は,そうやって腹を立てたり苛立ち続ける生活を望むか?
望まないのであれば,
今起きている問題の原因は,常に自分の中にある
と考えることだと思います。
「自分は腹を立てたくないのに,腹を立てさせる人間がいる」ということが問題の根本ではありません。
「腹を立ててしまうという自分」が問題なのです。
誰かが冷たいと感じるのなら,自分はその人に対して優しくしたかを省みる。
失礼な人がいるなら,自分はその人あるいは他の人に対して礼を失していないか省みる。
そうすると,思い当たる点がいくつかあるはずです。
そうやって原因は自分の中にあると考えるようにすると,腹立たしさが幾分か緩和されます。
完璧は難しいので,試行錯誤の繰り返しだと思います。
そして,いつしか,「自分の至らない点を気付かせてくれてありがとう」と感謝すら出来るようになるかもしれません。
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