本を読んでいると,「皆が楽しいと思っていることは,確かに自分も楽しいとは思う。だけど,自分のやりたいことをまずやろうと思うと,それに掛けている時間は無い。」という趣旨の内容が書かれていることがあります。
私は,何冊も本を書くような凄い方は,皆が楽しいと思ってやっていることは全く楽しいとすら思わないのかな,と思っていました。
しかし,楽しいことは認めつつ,意識的に「やらない」という選択をしているのだと知って,安心しました。
楽しいからこそ,また,多くの人がやっているからこそ,今この瞬間,何をやるかを意識して過ごさないと,流されてしまうのだと思います。
では,皆が楽しいと思ってやっていることをやらないことが辛いのか,我慢しているのかというと,全くそうではないようです。
目の前の刹那的な享楽より,もっと大きな視点で,生きていること,人生そのものが楽しくなるようなことを一つ一つやっている。
だから,その一つ一つは,辛いことでも,我慢でもなく,正に「楽しいこと」なのだと解釈しています。
井上裕之さん(http://inouehiroyuki.com)
の「『学び』を『お金』に変える技術」は,学ぶことに関する強烈な意識,姿勢,考え方が凝縮されていて,かなり読み応えがあります。
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