自分の中にいる「完璧主義者」との上手な付き合い方。
前回の振り返り
▼なかなか動けないときは、
「必要なことを全部揃えないと
始められない(始めてはいけない)!」
という思い込みにハマっていないか、
意識を向けてみて下さいと書きました。
▼言ってみればこれは、
「完璧主義者な自分」です。
実はこれは、
多くの人が持っている側面です。
完璧主義者は、ダメ?
▼コーチングなどで
完璧主義者な自分に気付くと、
「あー、ダメですよねそれ」
「直さないといけないですね」
そうやって「ネガティブなもの」
として捉える方が多いのですが、
実は「ネガティブなもの」とはいえません。
▼なぜなら、
完璧主義者には完璧主義者なりの
「あなたのために、
よかれと思っている言い分」
があるからです。
そう、大事な役割があるんです。
完璧主義者の言い分とは?
▼「あなたに失敗させたくない!」
ということです。
▼失敗することで
・あなたが傷ついたり
・安心・安全が脅かされたり
・過去の辛い経験みたいにならないように
「完璧になるまで進んじゃダメだよー!」
とブレーキを踏んでくれてるんです。
完璧主義者がいなかったら?
▼分かりやすい例を出します。
例えばあなたが登山経験がないのに、
「富士山の頂上で夜明けを迎えたい!」
と考えたとします。
それで、
なんとなく準備をして、
なんとなく登り始めたら、
かなり危険ですよね。
▼そういうことにならないように、
「あなたに失敗させたくない!」
という完璧主義者が、
「完璧になるまで進んじゃダメだよー!」
と警鐘を鳴らしてくれるわけです。
▼こう考えると、
「完璧主義者の言い分も大事だな」
と思いますよね。
上手に付き合う
▼ただ、
今のは極端な例で、
多くの場合は
完璧主義者が心配するような
大変なことにはなりません。
▼じゃあ、どうするか?
完璧主義者を
真っ向から否定するのではありません。
完璧主義者の言い分を、
まず聞きます。
・もっとスキルがないとダメだ
・もっと知識がないとダメだ
・もっと時間がないとダメだ
・もっと人脈がないとダメだ
・もっと資金がないとダメだ...etc
そういう言い分を一旦聞いて、
その上で、
・それって本当に必要?
・必要だとして具体的にどれくらい?
という感じで掘り下げます。
そうすると、
「あれ?今は別に必要ないね」
と気づけたり、
解決するための具体的手順が見えてきます。
▼掘り下げるために極めて有効なのが、
自分が目指している道を
既に進んでいる人の実体験を聞くことです。
富士山に登りたければ、
実際富士山に登った人に聞くのと同じ。
それによって、
何が・どれくらい必要かが見えてきます。
▼決してここで、
「身近に居ないから無理」
みたいに思考停止に陥らないように
気をつけて下さい。
実際会えなくても本があります。
本を読めば、
いつでも・何度でも・丁寧に、
教えてもらえます。
まとめ
▼完璧主義者は、
危険やリスクを察知してくれるので、
大切な役割を担ってくれています。
▼ですから、
真っ向から否定するのではなく
かといって
全部真に受けて思考停止するのでもなく
その言い分を一旦聞いた上で、
・今
・何が
・どれくらい
・本当に必要なのか
その視点でしっかり掘り下げてみてください。
その際に、
自分が目指している道を
既に進んでいる人の実体験を
聞く・本を読むことが有効です。
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