「真剣」を笑うな～真剣に生きる人は美しく、かっこいい～

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▼僕は、

　「真剣」という価値観を

　とても大事にしています。　

▼「価値観」というのは

　コーチングでよく扱うテーマ。

　僕自身も、

　コーチング（受ける方）を通じて

　「真剣」という価値観を

　言語化できました。

▼価値観は、

　それが尊重されると

　嬉しかったり幸せだったりします。

　ないがしろにされると

　怒りや哀しみを覚えます。

ビミョーな気持ちになったら、こう自問して下さい。

▼「真剣」は、

　「真面目」とは違います。

　「真面目」は、

　型にハマったり、

　人目を気にしたりする、

　なんだか堅苦しい感じ。

▼他方で「真剣」は、

　自分の心や情熱に従って生きること。

　人目や形は関係ありません。

　もちろんこれは、

　国語的意味ではなく、

　僕の感じ方。

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▼「真剣」という価値観を

　大事にしている僕は、

　人が真剣に夢を語ったり

　真剣に取り組んでいるときに、

　それを笑ったり、

　茶化したり、

　冷やかしたり、

　ヒソヒソ話をしたり、

　冷めた目で見る人に対して、

　強い怒り・哀しみを覚えます。

▼たとえば飲み会で、

　僕や誰かが夢を語った時、

　笑ってくる人がいます。

　もうね、

　むちゃくちゃ腹立ちます。

　こめかみ破裂するくらい腹立ちます。

▼「意識高いね〜（笑）」とか

　「頑張っちゃってるね〜（笑）」

　みたいに冷やかしてくる人にも、

　むちゃくちゃ腹立ちます。

　奥歯割れるくらい腹立ちます。

▼かといって、

　「笑わないでください」

　なんて言いません。

　その人とは距離を置くか、

　その人の前では

　夢を語らないようにするだけです。

▼真剣な人を笑いたくなる心理は、

　わからないでもありません。

　学生時代なんかは特にそうです。

▼でも、

　真剣な姿って、

　むちゃくちゃ美しいし、

　かっこいいです。

　失敗しても、

　格好悪くても、

　結果が出なくても、

　自分の心や情熱に従って

　真剣に生きる。

　それ自体が、

　素晴らしいことです。

▼「俺本気出してねーし」

　「頑張ってるのって、

　　ダサくない？」

　みたいな人より、

　１００億万倍かっこいい。

▼その素晴らしさが分からない人、

　分からないフリをしている人には、

　笑わせておけばいいんです。

▼僕は、

　真剣に笑いたいし、

　真剣にふざけたいし、

　真剣に飲み会したいし、

　真剣に楽しみたい。

　だから、

　その価値観を共有できる人と

　一緒に居たいだけです。

▼真剣じゃない人からは、

　エネルギーが伝わってきません。

▼どこか上の空で、

　どこか他人事で、

　どこか逃げ腰で、

　どこか表面的です。

　以前の僕が正にそうでした。

▼僕のセミナーや

　コーチングでは、

　多くの方が勇気を持って

　やりたいことや夢を

　話して下さいます。

▼最初は自分で語りながら、

　「○○やりたいです、ふふっ」

　と笑ってしまう方もいます。

▼分かります。

　真顔で言って笑われたら

　恥ずかしいですよね。

　「私も本気でやれるとは

　　思ってないんですけどね」

　と保険を掛けたくなりますよね。

▼でも、

　僕は絶対に笑いません。

　「笑わないようにしている」

　わけじゃなくて、

　そもそも笑うことじゃありません。

▼「僕は笑わない」

　ということが伝わると、

　その人が、

　どんどん真剣な顔つきに

　なっていくのが分かります。

▼「真剣な人」には

　「真剣な人」が集まるし、

　「真剣を笑う人」には

　「真剣を笑う人」が集まります。

▼あなたが笑ってほしくなければ、

　人の「真剣」を笑わないことです。

▼笑われるのが怖くて周りに合わせる。

　笑われるのが怖くて本気を出さない。

　なんてもったいない話でしょう！！

▼最近読んだ、

　「好きなことが天職になる心理学」

　の著者中越裕史さんは、

　「あいつ、なに本気で、がんばっちゃってんの（笑）」

　という言葉が聞こえてきそうで、

　一生懸命頑張ることが怖かったそうです。

　その上で、こう書かれています。

　その悩みの裏にあったのは、

　「才能も自信もないくせに、

　　一生懸命がんばる姿を、

　　鼻で笑われたら恥ずかしい」。

　そんな気持ちだったのです。

　

　そしてなにより、一生懸命がんばることで、

　自分で自分が恥ずかしくなる。

　「どうせ無理に決まってるのに、　　

　　なにを僕は一生懸命になっているんだろう・・・」、

　そういう自分に気がついて、顔が赤くなってしまう。

　それが本当に、僕は怖かったのです。

　（中略）

　がんばることを恥ずかしがって、

　「どうせ私、これに本気じゃないから・・・」、

　なんてスカしていると、

　なんの経験もなく結果を出せない人になる。

　（中略）

　「恥ずかしいからといって、

　　本気で熱くなったことが、

　　一度もない人生なんて、

　　本当にむなしくてさみしい。

　　自分の人生には何も大切な経験を残せていない」、

　そこに気づいてしまうのです。