▼これまで多くの方と
対話をしてきましたが、
「話がうまくなりたい」
という悩みを持つ方は
少なくありません。
▼なぜ話がうまくなりたいのでしょうか??
それを掘り下げていくと、
「好感を持たれたい」
「一緒にいると楽しいと思われたい」
そういう願いがあることに気付きます。
▼つまり、
●話がうまくなれば、
→好感を持ってもらえる。
●話がうまくなれば、
→一緒に居ると楽しいと思ってもらえる。
そういう論理です。
▼ところが、
そもそも話がうまくならなくても、
好感を持ってもらえるし、
楽しいと思ってもらえるんです。
▼まず理解しておくことは、
人は、
「自分の話を聴いて欲しい」
と思っているということです。
▼ですから、
相手の話を
できるだけ聴くことによって、
好感を持たれ、
一緒にいると楽しいと思われる
可能性が高まります。
もはや、
特別な話術は不要です。
▼ポイントは、
相手に、
心地良いと思ってもらうこと。
つまらなさそうに
うなずいているだけでは
相手は面白くありません。
▼先日あるカフェで、
女性2名が話をしていました。
どうやら先輩・後輩のようです。
先輩は、
僕がそこにいた20~30分間、
ずっとノリノリで喋っていました。
後輩は、
集約するとたった3つのフレーズしか
発していないことに気付きました。
それは、
・「へぇ~!」
・「すごいですね!」
・「そうなんですね!」
▼その言葉を発するタイミング、
言い方、テンション、表情、
全てが絶妙でした。
おそらく先輩は、
後輩と別れた後、
「あー楽しかった!」
と思うでしょう。
▼この例のように
毎回うまくはいかないでしょうが、
理屈は同じです。
先ほどの3つのフレーズと、
「それでどうなったんですか?」
と話を促すフレーズも効果的です。
▼やってしまいがちなのが、
相手の話の要約・言い換え。
何気なく
「あ~、◯◯っていうことですね」
と言う感じです。
ところが、
相手によっては
細かな表現や言い回しが気になって
「いや、そうじゃなくて」
という方向に話が行ってしまいます。
これでは、
話のテンポが妨げられます。
▼ここまでお読み頂き、
「そこまでして、
好かれなくてもいい。」
「そこまでして、
相手の話聞きたくない」
そう思われたでしょうか?
そうなんです。
そこまでして好かれなくてもいい
そこまでして聞きたくない、
そういう相手なら、
そこまでする必要はありません。
▼「この人から好感を持たれたい」
「この人から、
一緒にいると楽しいと思われたい」
そう思った時に、
ぜひ試してみて下さい!
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