相性が合う人・合わない人を見分ける基準。
▼人には、相性があります。
それが良い・悪いではなく、
事実として。
▼確かに、
考え方の違う人から
学ぶことは多いです。
ただ、
基本的な相性が合わないと、
考え方の違いを楽しむ余裕すら
なくなります。
▼相性が合う・合わないの基準は
人それぞれですが、
一つの基準として有効だと考えるのが、
「自分が、
意識してやらないようにしている
細かなことを、
何気なくやっている人は、
合いにくい」
▼例えば、
●店員さんに横柄な態度を取らない
●お会計の時に、お金を投げない
●電車の座席に荷物を置かない
●カバンを地べたに置かない
●隣の人に足の裏が見えるような足の組み方はしない
●イスにダラっと座らない
●電車の通路に足を投げ出して座らない
●舌打ちをしない
●話している時に携帯を頻繁に見ない
●降りる人より先に乗らない
●エレベーターで「開」ボタンを押してくれている人を
無視して降りない
▼一つ一つは実に細かいことばかり。
「そんなことで相性が分かるの?」
「細かいこと気にしすぎじゃない?」
そう言われそうです。
▼先に結論を言います。
細かな行動そのもので
相性を見極めるのではありません。
細かな行動から推し量ることができる
その人の価値観を見極めるんです。
▼自分が
「意識的にやらないようにしていること」は、
何らかの価値観がそこにあるから、
「あえて」やらないようにしているわけです。
▼「お金は大切に扱う」
「お金を払う相手に敬意を払う」
という価値観があるから、
「あえて」お会計の時にお金を投げないんです。
「持ち物は大切に使う」
という価値観があるから、
「あえて」地べたにカバンを置かないんです。
「汚い部分を見せるのは失礼」
という価値観があるから、
「あえて」足の裏が見えるような
足の組み方をしないんです。
もはや習慣化しすぎていて、
「あえて」しないようにしているという
感覚もない場合も多いですが、
そこには価値観があります。
▼具体的な行動を通して、
人の価値観を推し量ることが
できます。
ただ、価値観が違うから、
イコール相性が合わない
わけじゃありません。
●気にならない程度の違い
●むしろ面白いと思える違い
なら良いんです。
ところが、
自分が大切にしている価値観と
真逆の価値観を持っていたり。
自分が大切にしている価値観を
全く重視していないような場合は、
次第に付き合いづらさを感じるはずです。
「自分が、
意識してやらないようにしている
細かなことを、
何気なくやっている人」は、
これに当たる可能性が高いと思います。
▼たとえるなら、
木の幹が価値観で、
そこから伸びる枝葉が、
具体的な行動です。
枝葉(具体的な行動)を見れば、
どんな木の幹(価値観)なのか、
推し量ることができます。
▼枝葉が自分と違うということは、
幹も自分と違うということ。
幹が違うと、
また別の枝葉で違いを感じます。
「細かいところだし」
と思って最初は見過ごせていても、
幹が違うと、
色んな場面で違いを感じます。
まさに、
一事が万事です。
▼どの価値観が優れているとか、
正解だとか、
そういう話ではありません。
自分がどういう価値観の人に
囲まれて生きていくのが好きかという、
好き嫌いの話です。
▼世の中には
たくさんの価値観があり、
互いに尊重すべきですが、
価値観が合わない人と
がんばって付き合って、
自分を押し殺して、
神経をすり減らさないでください。
今のコミュニティから抜け出すと、
一生孤立無援になるのではないかと
不安になるかもしれません。
だけど、
そんなことはありません。
あなたが、
自分が大切にしたい価値観を
きちんと大切にすれば、
その価値観を共有できる人と
出会えます。
合わない人に合わせようとして
使ってきた膨大なエネルギーを、
合う人と、
もっと大切な関係を築くために
使ってみませんか?
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