▼僕は、
「本当にやりたいことをやる人生を選ぶことで、
幸せになれる」
と考えています。
ところが、
現状維持するために様々な理由を考えてしまうのが人間です。
▼たとえば、
・そんな才能ないし
・時間ないし
・リスクあるし
・周りから何て思われるか恐いし
などなど、
たくさん理由をつけて現状維持しようとします。
これは人間に組み込まれたプログラムなので、
自然なことです。
▼その中でも、
正論で、説得力がある理由。
それは、
「今の仕事でも、
感謝されることもあるし、
感謝された時は嬉しい。
人の役に立っているという実感もある。
だから、今の仕事を頑張ろうと思うんです。」
▼「感謝されるし、人の役に立っている」
↓だから
「今の仕事を続ける」
▼この、一見鉄壁に見える論理を一旦崩すために、
僕はこう質問します。
「そもそも、
感謝もされないし、
誰の役にも立ってない仕事って、
あるんですか?」
▼感謝もされないし、
誰の役にも立ってないなら、
そもそもこの世に「仕事」として残ってないはずなんです。
▼ところが、
今日もあなたの仕事、
あなたの勤務先が存在するということは、
あなたの仕事、あなたの勤務先は、
誰かに感謝されているし、
誰かの役に立っているんです。
▼「でもお客さんからは『ありがとう』って言われません」
と反論したくなるでしょうか。
感謝を口に出すかどうかが問題なのではありません。
消費者と接点のない職種だってあります。
その仕事の「存在自体」が、
誰かに感謝され、
誰かの役に立っているということです。
もっと分かりやすく言えば、
誰かがその仕事・会社・お店にお金を出す内は、
感謝されている・役に立っているということです。
▼こう考えると、
「感謝されるし、人の役に立っている」という理由は、
「今の仕事」を続ける積極的な理由にはなりません。
なぜなら、
その理由は、「今の仕事」だけではなく、
およそ仕事というもの全てに当てはまってしまう理由だからです。
▼じゃあどうすればいいの?
今の仕事を辞めましょうという話ではありません。
今の仕事をずっと続けるかどうか考える、
あるいは、
今後どういう仕事をするか考える時に、
「感謝されるし、人の役に立っている」
という理由を重視し過ぎないことです。
フラットに考えて、
それでもやっぱり今の仕事が良いなら、
もちろん続けるべきです。
ただ、「今の仕事は違うな」と思っても、
すぐに辞めるのはオススメしません。
▼僕ならこう考えます。
1.「およそどの仕事でも、
感謝されるし、
人の役に立っている」
という認識を持つ。
だから、
「今だって感謝されるし役に立っている」
という理由を重視しすぎない。
2.自分という人間が、より強く感謝され、
より強く人の役に立てる仕事がある。
3.その仕事の中でも、
「こういうことで感謝されたり、
人の役に立てると幸せだ」
と、より強く感じる仕事を選ぶ。
▼(2)だけで選ぶと、
自分はあまり楽しくないけど、
感謝されるし役に立てるから良い
という仕事を選びます。
だから(3)を足しました。
▼最終的には、
自分が深い幸せを感じられること
(これが好きなことになるはず)
をやるのが一番です。
好きなことをやって、
それで人に感謝されて、
人の役に立てるなら、
好きなことをやればやるほど人も自分も幸せになれます。
▼頭でウンウン考えても、
眠れないほど悩んでも、
何か行動を起こさないと、
自分が何に幸せを感じるのか、分かりません。
ですから、今の仕事をちゃんとやって、
経済的安定を保ちながら、
意識的に過ごしてみると良いかもしれません。
▼意識的に過ごすとは、
本を読んだり、
人に会ったり、
セミナーに参加したり、
コーチングを受けたり、
色々あります。
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変化を嫌う人間の性質について書きました。
今の生活、一生続けますか?~モヤモヤする毎日を送ってしまう本当の理由~ - 意識と努力で人生は好転する。
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