(旧)意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「幸せ」や「感謝」の本質に気付けるオススメの本~『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 』(佐々木 典士さん著)~

■『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ』(佐々木 典士さん著)

 最近発売されたこの本の影響を受けて、

 「本当に必要なモノは何か?」を改めて考え、

 必要ではないモノを徹底的に捨てました。

 上半期に読んだ本の中でも、超オススメの本です。 

 

■特に響いた3つの特徴。

(1)モノが増える理由/物欲の捉え方が分かりやすい!

 「なぜモノが増えたのか?/増えるのか?」という点について、人の習性や本質的な欲求から丁寧に書かれています。

(2)親近感!

 著者自身、かなり物欲が強かったそうです。

 僕も物欲が強いので親近感。

 また、近藤麻理恵さんや、ゆるりまいさん等、僕が影響を受けた本が踏襲されている点も親近感。 

(3)人間の本質に迫る奥深さ!

 著者に起こった「幸せ」や「感謝」に対する考え方の変化がとっても興味深かった点。

 

■モノを増やし続けてきた自分。

▼昔の僕は、モノを減らすという発想自体がありませんでした。

 当時は、

 『必要なモノ』=『明らかに不要なモノ以外』だと考えていました。

 つまり、「明らかに不要なモノ以外、残りは全部必要!」という発想。

 ●原則→必要

 ●例外→不要

 だったんです。

 

▼「何かの時に使うかも」 

 「無くても大丈夫だけど、あると便利」

 「今は興味なくなったけど、いつかまた興味が湧くかも」

 「高かったからorいただいたモノだから、捨てるのはもったいない」  

 

 「明らかに不要なモノ以外、残りは全部必要!」という発想だと、こうやって「何かしらの理由」を付ければ、それこそゴミ以外は全部「必要なモノ」になります。

 その結果、「必要なモノ」は増える一方。

 

▼20代中盤まで住んでいたマンションでは、ダンボールにあらゆるモノを詰め込み、天井に届くほどダンボールを積み上げていました。

 オシャレで耐久性のあるダンボールを見つけて喜んでいましたが、今思えば喜んでいる場合ではなかったのです。

 

 クローゼットは、扉が閉まらない程モノが溢れていました。

 そしてクローゼットに服を掛けられなくなり、わざわざハンガーラックを購入する始末。

 

 スペースが足りなくなると、スペースを増やすための便利収納グッズを買っては試し、またモノを溜め込む・・・(突っ張り棒を使って棚を増設したり)。

 

▼当時の僕は、捨てることに非常に抵抗がありました。

 だから、先ほどのように「何かしらの理由」を付けて、「だからこれは必要なんだ!」と言い聞かせて、捨てることを先延ばししていたわけです。

 

▼その汚部屋を引っ越す時には、荷物をまとめるのに相当苦労しました。

 「こんなにモノを溜め込んでいたのか・・・」とゾッとしました。

 その苦い経験をしてからは、そこまでモノを溜め込むことはなくなりました。

 ところが、

 ・雑誌、CD、DVD

 ・ゲーム機、ゲームソフト

 ・ショップの紙袋

 ・商品が入っていた良い感じの小箱

 ・文房具

 ・よく分からないコード類、家電小物

 ・とりあえず取っておいた説明書や何か色々な書類

 ・勢いで買ったフィギュア

 ・デスク周りの整理のために買った小物

 ・服、鞄、小物、靴

 こういったモノは、相変わらず増える一方。

 

▼そんな僕は、ある時期から本を乱読します。

 そこで、例えば松浦弥太郎さんや本田直之さんの本を通じて、

 ●良いモノを少なく・大事に持つ

 ●本当に必要なモノだけを持つ

という考え方を知りました。 

 

▼そして、「モノを減らす」ということで最も影響を受けた近藤麻理恵さんと、ゆるりまいさんの本に出会います。

 そのおかげで、

 ●原則→必要

 ●例外→不要

という公式を、

 ●原則→不要

 ●例外→必要

に書き換えられました。

 つまり、

 「明らかに不要なモノ以外、残りは全部必要!」

ではなく、

 「明らかに必要なモノ以外、残りは全部不要!」

という世界を知ったわけです。

 

▼近藤麻理恵さんと、ゆるりまいさんの本との出会いによって、ゲーム機やCD・DVD、服飾類などはかなり売却・廃棄できました。

 収納グッズを買ってモノをしまうのではなく、モノを減らすことを考えるようになりました。

 そして次第に、

 「これはすぐ飽きそうだな」

 「これは本当に必要か?」

という具合に、買う時の吟味も上手くなってきました。

 

▼ところが、まだまだ徹底できない・・・。

 一時的にモノを減らしても、また増える・・・。

 そんな中で出会ったのが、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ』(佐々木 典士さん著)。

 

▼この本を読んで、

 ●物欲への対処が甘い

 ●減らす基準が甘い

 ●減らすタイミングを意識していない

 ●モノを減らすメリット(特に、人間としての変化)へのフォーカスが甘い

ことに気付きました。

 ここからは、本書の内容を少しご紹介します。

 

■ミニマリストとは?

 ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。

 大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

 何が「必要」か、何を「大事」にするかというのは人によって違う。

 「減らす」内容ももちろん違ってくる。 

 とにかくモノを減らして、社会との接点を絶って修行僧のような生活をしましょうという話ではありません。

 著者は、

 モノを少なくする上で、デジタル化の恩恵は計り知れない 

と述べるとおり、決して原始的な生活を勧めているわけではありません。

 

■物欲の捉え方。
▼最大の敵とも言えるのが、物欲。
 物欲は、とどまることを知りません。
 
▼本書では、物欲をこう捉えます。
 モノを持っていることには、いつしか「慣れ」→「飽きる」。
 だから別の「刺激」としての新しいモノが欲しくなる。
 もっと大きい「刺激」としてより高価なモノが欲しくなる。
 「刺激」の量を増やしたくて、モノの数を増やし続ける。
 新しいモノにもすぐ「慣れ」→「飽き」、いつまでたっても満足できないから、また別の新しいモノに手を出す。
 こんな風に散々飽きてきたのに、なぜ「飽きること」に「飽きもせず」、次々モノに手を出すのでしょう?
 モノをまだ手に入れていない現在の状態からは、そのモノを手に入れた後に感じる未来の「慣れ」→「飽きる」気持ちがうまく想像できない。
 そのモノを持っていないときには、手に入れた瞬間の気持ちが、その後もずっと続くように感じてしまう。
 これが新たなモノを求め続け、モノが増え続けてしまう、永遠のループの原因の1つだ。 
 本当にそのとおりだなと腑に落ちました。
 本書では、この部分をより詳細かつ分かりやすく解説されています。 
 
■マインド&ノウハウ
 それに続いて、
 「捨てる方法最終リスト55!!」として具体的にモノを減らすための心構え、テクニックを紹介。
 ●1年使わなかったモノは捨てる
 ●「必要」なモノと、「欲しい」モノを分ける
 ●もう一度買いたいと思えないモノは捨てる
など、マインド面・具体的ノウハウ面から書かれています。
 
■人間的な変化
 そして、「モノを捨て、ぼくが変わった12のこと」と続きます。
 これがまた本当に奥深くて面白いです。    
 ●時間ができる
 ●人と比べなくなる
 ●人との関係が変わる
など、著者自身がミニマリストになる過程で体感したことが書かれています。
 表面的なことではなく、人間としての本質的変化が描かれており、哲学書のような奥深さがあります。
 
■感謝。
 人に備わっている「慣れ」→「飽きる」というどうしようもない仕組みに対抗できるのは、唯一感謝だけだ。
 感謝だけが、今持っているモノをいつもと同じ「当たり前」でつまらないものと見なすことを防いでくれる。
 (中略)感謝で「刺激」を作りだすことができるのだ。
 それはモノを新しく買いなおしたり、増やしたりする「刺激」よりもはるかに安らかな気持ちにさせてくれる。
 どれだけモノを増やしたところで、感謝がなければいずれ飽きるだけ。
 逆にどれだけモノが少なくても、感謝があれば十分満足できる。 
 著者は、こう言います。
 モノを少なくすることは「目的」ではない。
 ミニマリズムはそれぞれが違う大事なものを見つけるための「手段」。

 この考え方が、ただのノウハウ本ではなく、人間の奥深さを醸し出す本書の魅力なのかもしれません。

 それは、著者のこの言葉にも現れています。
 何よりぼくが変われたのは、モノを減らして気づけた「感謝」である。
 すべての「今」に感謝し続けたい。
 すべての「今」を肯定的に見続けたい。

 

 ▼次回は、僕が本書をきっかけに自分が本当に必要なモノを考え、それ以外を減らしたチャレンジについて書きたいと思います。