奥歯割れるくらい悔しい思いをして気付いた5つのこと。
▼昨日、悔しい思いをストレートに書きました。
悔しいですっ!! - 意識と努力で人生は好転する。
この記事は、書くかどうか迷ったのですが、つまづく自分も含めて自分。
僕の体験と思考が、たとえ一人でも心に響くなら、書き続ける理由になります。
今日は、奥歯割れるくらい悔しい思いをして気付いた5つのことを書きます。
(1)感情は、浸ってみるのも良い~「良いこと探し」はちょっと後で~
▼一定の感情コントロールは不可欠ですが、それでも抑えられない感情が湧いてきた時、どうしていますか?
僕はついつい、
「この出来事から学んだことを探そう。この出来事の良かった側面を見よう」
というように、頭でなんとかしようとします。
▼だけど時には、
「この感情は一体何なんだろう?」
「自分は、どうしてこんな感情になったのだろう?」
という風に、自分の深い部分と向き合ってみるのも良いかもしれません。
▼感情をコントロールしようとするのではなく、ひとまずその感情に浸ってみる。
感情に浸ることは、時に辛い作業です。
頭でコントロールしようとしたり、見ないようにする方が一時的には楽です。
▼だけど、何かがあるから、感情が生まれるんです。
つまり、感情は、サインです。
普段抑えられているはずの感情が、湧き上がってきた。
これはもう、何かあります。
その「何か」と向き合う・対話することで、きっと新しい自分に出会えます。
その後、立ち上がって前に進もうと思った時に、「良いこと探し」をしてみましょう。
▼良いこと探しのバイブルは、和田裕美さんの「新・陽転思考」。
【書評】良いことが増える本/新・陽転思考(和田裕美さん著) - 意識と努力で人生は好転する。
(2)感情は、ストレートに表現すると意外とスッキリする。
▼昨日、ブログで悔しい気持ちを書きました。
書いている内に、気持ちが落ち着いてきて、自然と「悔しい」という感情が気付き・学びに昇華していくのが分かりました。
悔しい気持ちより、新しい自分に出会えた喜びが大きくなって小躍りする程でした。
▼外に出すと、結構スッキリするものです。
▼最初は、「あの時悔しかった」「あの時腹が立った」というように過去に向かっていたのですが、外に出す過程で自分と向き合うことができ、気付きや学びに昇華することで、「じゃあ次はこうしよう」「これからこういうことに取り組もう」というように未来に向かっていきます。
そうすると、自然と前向きになって、スッキリしました。
▼外に出す方法は、ブログじゃなくても、日記やノートでも良いし、人に話すのも良いでしょう。
ただ、人に話すのは、相手のタイミングや事情もありますし、どうしてもネガティブな方向に向かってしまったり、反対に、気持ちに反して強く励まされてしまったりして、自分のペースで向き合いにくいです。
ですから、少なくとも最初は、一人で向き合うか、何も気兼ねなく聴いてくれる人に話すか、コーチングをオススメします。
(3)表現するときは、誰のせいにもしない。
▼表現するのは良いですが、注意しなければならないのは、絶対に人や環境のせいにしないこと。
人や環境のせいにした時点で、自分自身に対する気付きも学びも無くなります。
▼「うまくいかなかったのは、誰々のせいだ」
「うまくいかなかったのは、何々が悪いからだ」
散々人や環境のせいにすれば、「発散」はできます。
だけどそれは、成長にはつながりません。
悪口や批判をすれば一瞬スッキリしますが、それは麻酔を打っているようなものです。
麻酔が切れたら、また欲しくなります。
▼ただ、場合によっては、最初は人のせいにしても良いです。
そういう時があっても良いんです。
人間は、完璧ではありません。
だけど、それで終わらないこと。
人のせいにして自分を変えようとしない、その虚しさに気付くこと。
▼じゃあ、自分のせいにするの?
それも違います。
他人や環境のせいでもなく、自分のせいでもない。
誰も、悪くないんです。
やるべきことは、過去の出来事の犯人探しではなく、「これから」どうするかを考えることです。
(4)セルフイメージ絶対に下げない。
▼うまくいかないことがあると、つい、
「やっぱり自分はこの程度なんだ」
「どうせ自分には無理なんだ」
と思ってしまいがち。
これをやると、セルフイメージ(=自分自身に対するイメージ)が下がります。
▼まずは、「将来目指している自分からすると、今の自分はこうなっているはずだ。」という高いセルフイメージを持ち続ける。
そして、「今あるべき自分」と「実際の自分」のギャップを分析して、埋めるために必要なことを考え、行動に移します。
▼「どうせ自分はこの程度」と思ってしまうと、セルフイメージが「実際の自分」まで降りてきます。
そうすると、「今あるべき自分」と「実際の自分」のギャップがゼロになるので、努力を向ける場所がなくなります。
ですから、高いセルフイメージは持ち続ける必要があります。
▼高いセルフイメージは、自信過剰や過大評価ではありません。
自信過剰や過大評価は、結果が追いつかない時に、人や環境のせいにします。
「自分の才能を分からない人が悪い」
「時代が悪い」
という風に。
(5)感情を学びに昇華できると、過去を悔やむより未来にワクワクする
▼総括的なことになりますが、ここまで書いてきた4つのことをやると何が良いかというと、感情を学びに昇華することで、過去を悔やむより未来にワクワクできるようになるということ。
▼もちろん感情の内容やあなたの性格や状況も影響するので一概には言えませんが、今回の僕の経験からは、こういう気付きや学びがありました。
▼次あなたに強い感情が湧いた時は、この話を少し思い出してみてください。
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