▼「コーチングって何?」
「コーチって何する人?」
という素朴な疑問にお答えすべく、イメージを持っていただきやすい定義を考え付いたので、ご紹介します。
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▼「コーチって、何する人ですか?」
「コーチングって、何するんですか?」
そう聴かれることは多いのですが、なかなかズバッと説明するのは簡単ではありません。
だけど、自分の仕事なのにズバッと答えられないっていうのも、なんだかちょっとなぁと思います。
▼「受けていただければ分かります!」というのは本音です。
ただ、サンプルセッションは無料とは言え、貴重なお時間を頂くわけですから、それもちょっとなぁと思います。
▼そういうモヤモヤを抱えながら、ここしばらく、100%でなくてもイメージを持って頂けるフレーズがないものかと探し続けてきました。
▼そんな中、僕が(勝手に)メンターと慕っている赤木広紀さんから、
プロコーチとは、「目標達成と自己実現の専門家」
というお話を聴き、「コレだ!」と思いました。
ファインネットワールド | ファインネットワールドは、 コーチングやセミナー・ワークショップを行う京都の会社です。
▼「目標達成」「自己実現」という言葉は、単独ではよく使われる言葉ですが、掛け合わせることで厚みを増しますし、コーチを端的に表現したフレーズだと思いました。
▼そこで僕は、赤木さんのお許しを頂いて、
●コーチとは、「目標達成と自己実現のプロ」
●コーチングとは、「目標達成と自己実現に向けた対話」
と定義してみました。
▼「目標達成」だけにしないのは、強いこだわりがあります。
なぜなら、目標をひたすら達成しても、幸せになれるとは限らないからです。
理想の人生を実現するための目標であってこそ、それを達成する意義があるんです。
目標達成は、自己実現のための手段であり、目的そのものではありません。
「目標達成を通じて自己実現する。
だから、自己実現に適う目標である必要がある。」
これが僕の考えです。
▼例えば、ある資格を取るという目標を立てたとします。
その人は、資格さえ取れば自分はもっと認められる、もっと生活が楽になると思っています。
だけど、それは本当でしょうか?
実は、その人が認められる方法は、資格ではないかもしれません。
実は、認められていないというのはそもそも思い込みかもしれません。
実は、生活を楽にするには、自分がもっと得意なことで成功することかもしれません。
▼「なぜその目標を達成するのか?」という「そもそもの目的」を考えることで、自己実現が可能となります。
ですから、コーチは、ただ目標を達成するお手伝いをすれば良いとは思いません。
▼目標達成と自己実現は、相互に行き来するものであり、補完し合うもの。
自己実現あってこその目標であり、目標達成あってこその自己実現だと思うのです。
その両輪がうまく回ってこそ、安定して走れるのだと思います。
▼ただこの定義は、入り口に過ぎません。
コーチングに対する僕の信念はここに書きました。
コーチング事業を開始してしばらく経ったので、アップデートしました。
無料30分のサンプルセッションのお申し込みもこちらから。
▼赤木さんの「コーチ=○○」という定義は「プロコーチコラム」に書かれていますので、ぜひご一読下さい。