意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

あなたが抱えている問題の、本当の原因は?~【開催報告】ヨルカフェVol.10~




▼昨日、ヨルカフェVol.10を開催しました!

 【満員御礼・受付終了!】3/25(水)きっかけは、ヨルカフェ!!〜新しい自分始めませんか?〜Vol.10 | Facebook

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ヨルカフェは、『お仕事帰りや学校帰り、気軽に立ち寄る自分磨き』をコンセプトに、皆さんが「新しい自分」を始めるきっかけとなる場所であり、そんな皆さんを応援する場所です。

 セミナーや講演に行くのは色々とハードルが高いという方でも気軽にご参加いただける場作りを心掛け、お陰様で新規・リピート共に多くの方にご参加いただいています。

 

▼毎回、参加者が抱えている課題や悩みについてディスカッションをしたりアイディアを出し合うのですが、昨日出されたテーマを一部ご紹介します。

【一人目】働きながら大学院に通っておられる男性。

 論文執筆中なのですが、「書きたいことはたくさんあるのに、一つに絞れない」というお悩み。

【二人目】社会人から一念発起し4月から大学に進学する女性。

 話しかけにくいと思われがちな第一印象を変えたいというお悩み。

▼この2つのお悩み、全く違うようで、ある共通点があると感じました。

 それは、

 「自分が思っている原因の更に奥に、実は別の原因が眠っているのではないか?」

 ●自分が思っている原因→第一原因

 ●その奥にある原因  →第二原因

と呼ぶことにします。

 

第一原因に対していくら対処しても、第二原因、あるいは更に奥深くにある第三、第四原因に対処しない限り、なかなか問題は解決しません。

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【一人目:論文執筆が進まない男性】 

▼第一原因は、

 ・調査不足

 ・集中力が持たない

 ・時間が足りない

 

▼お話を聞いて僕が「もしかしたら」と感じた第二原因は、

 「形にすることへの恐怖心かも…」。 

 

▼形にするのがなぜ恐いのか?

<恐怖心①>

 あるアプローチで書き進めるということは、別のアプローチを捨てることを意味します。

 思い入れがあればあるほど、一つに決めることは恐いです。

 <恐怖心②>

 形にすると、良くも悪くも他者からの評価を受けることになります。

 自分が評価されたい分野であればある程、ポジティブな評価を受けたい(=ネガティブな評価を受けたくない)と思ってしまいます。

 ですから、「もしネガティブな評価を受けたら嫌だな」という恐れが生まれます。

 

▼「形にする」ということを先延ばしにすれば、上記の恐怖心が現実化することはありません。 

 それで、先延ばしにしてしまいます。

 

▼僕にも最近ありました。

 出版塾に通った際、書きたくてたまらないはずの、本の目次と見本原稿を書こうと思ったら、途端に筆が進まなくなりました。

 最初は、時間が無いとか良いネタが浮かばないということが原因だと思っていたのですが、セルフコーチングを繰り返してみると、実は先ほど上げた2つを恐れていたと分かりました。

 

▼昨日、その男性が決めたことは、「いくつかのパターンで項目立てを書いてみる」、つまり形にしてみるということでした。

 きっとうまくいくと信じています。

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【二人目:話しかけにくいと思われがちな第一印象を変えたい女性】

▼「話しかけやすい人」としてすぐに思い浮かぶのは、

 ・笑顔がキラキラしていて、

 ・愛想が良さそうで、

 ・明るい格好をしている人

ですね。

 「写真撮っていただけますか?」

 「道を教えていただけますか?」

と頼み易そうな人を思い浮かべると分かりやすいですね。

 

▼ですから、話しかけにくいと思われてしまう第一原因は、表情、態度、服装といった「見た目」です。

 見た目は、やり方次第で効果が出やすいので、取り組みやすい方法です。

 

▼だけど、表面では「笑顔がキラキラしていて、愛想が良さそうで、明るい格好をしている人になりたい」と言いながら、実は本音では「なりたくない」と思っていることがあります。

 つまり本音(第二原因)では、

 「あんな風に媚びる人にはなりたくないわ」

 「自分の趣味とは違う格好をしてまで良く思われたくないわ」

と思っているのかもしれません。

 

▼そういう本音(第二原因)を抱えながらキラキラ笑顔の作り方を学ぼうとしても、途中で挫折します。

 

▼ですからまずは、第二原因に対処します。

 分かりやすい対処は、「媚びる人は嫌なので、話しかけやすい人にならなくていいや」という対処。

 

▼別の対処法もあります。

 それは、第二原因の更に奥へ行ってみるという方法。

 例えば、笑顔がキラキラの人を見て、

 「あんな風に媚びる人にはなりたくないわ」

と本音では思っている。

 だけど更にその奥の本音では、

 「本当は私もああいう風に皆に愛想よく出来る人になりたい。羨ましい。だけど自分はそんなキャラじゃないし・・・」

と思っているのかもしれません。

 そう、本当はあんな風になりたいと思っているのに、どういう訳か、自分にはできないと思っているんです。

 そんな「できない自分」を正当化するために、

「笑顔がキラキラ」=「媚びている」

  ↓

 自分は媚びるのは好きではないから、キラキラ笑顔は「できない」のではなく「やらない」

 という風に考えてしまうわけです。

 酷いケースでは、そういう人を悪く言ってまで自分を正当化します。

 「あの子、たいして仕事もできないくせに」とか「あの子の本性も知らずに騙されてる男も男よね」とか。

 

 服装で言えば、

「明るい服を着ている」=「派手」「若作り」

 ↓

 自分は派手や若作りは好きではないから、明るい服は「着られない」のではなく「着ない」

 「笑顔」=「媚びている」というのは、いわば偏見です。

 「自分にはできない」という思い込みを外すことができれば、そんな偏見を使わずに済むのではないでしょうか。

 「できない」と思い込んでしまったのは、過去の失敗や、親や誰かから言われた一言がきっかけかもしれません。

 その思い込みを取っ払うのは簡単ではないかもしれませんが、もし取っ払うことができたら、素直に「キラキラ笑顔を身に付けたい!」と思えるかもしれません。

 

結局のところ、一番大切なのは、「本当の本当は、自分がどうなりたいのか」を知ることかなぁと思います。 

 本当の本当はどうなりたいかを考えて、その上でも「キラキラ笑顔は要らない」と思えたら、それは「できない」ではなくて「しない」という選択です。

 服装も、本当に地味な色が好きならば、それは本当に「派手な服は着ない」だけなんです。

 

本当はしたいのに、したくないと思い込む。

 このギャップを減らしていけたら、きっと心が軽くなります。 

 いきなり100%は無理ですよね。

 僕だってまだまだです。

 一歩一歩、やっていきましょう。

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▼ご紹介したお二人の本当の原因がどこにあるのか、昨日は短時間だったので、僕には分かりません。

 僕が「奥に原因がある」と思っていたのは誤解かもしれません。

 ですから、ここまで書いたことは、あくまでも「一つの可能性」に過ぎません。

 ただ、「自分が思っている原因の更に奥に、別の原因が眠っているのではないか?」という発想を持っておいて損はないかなと思います。

 そう問いかけた結果、「奥に原因なんて無い」でも良いんです。

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▼次回は4/15(水)午後7時~午後8時。宜しければご参加下さい。

 4/15(水)きっかけは、ヨルカフェ!~新しい自分始めませんか vol.11~ | Facebook

▼今日ご紹介したようなお悩み等には、コーチングも最適です。

 ↓無料サンプルセッションもご用意していますのでご活用下さい↓

 ■今日のトリガークエスチョン

 あなたの人生の歯車を回す、トリガー(引き金)となる質問をします。

 Q,あなたが抱えている悩みの原因は何ですか?

  それを考えた後、更に奥の原因を探しに行ってみて下さい。

 

■メッセージ(全力で読ませていただきます)

 トリガークエスチョンへの回答、気付き、考えたこと、疑問に思ったこと、感想等々、お送りください。