▼今通っている出版塾の最終日、編集者さんの前でプレゼンさせていただく機会があります。
▼あと数日しかないのですが、今、そのプレゼンスライドや企画書と格闘しています。
▼昨年から企画書作りに取り組んできて、なかなかしっくり来ていませんでした。
アドバイスを頂いたり、ウンウン考えたり。
▼ところが、先ほどスライドや見本原稿を作っていて、なんだかちょっとだけ、しっくり来ました。
しばらく作業していなかった間に、何が起こったのでしょうか。
まだまだ満足できる水準ではないのですが、ちょっとだけ気が楽になりました。
そしてなんだか、楽しくなりました。
▼スライドと企画書は、明日が提出期限。
最後まで頑張ります。
▼ただ、身も蓋もない話なのですが、スライドや企画書をどれだけ上手に仕上げても、本は、出せる時は出せるし、出せない時はどれだけ飾っても出せないんじゃないかな、と思っています。
これは本に限らず。
むしろ、中身が伴わない(実力が伴わない)段階で、外見を飾って認められてしまうのは、怖いです。
▼何をもって「実力が伴っているか」というのは、なかなか一概に言えませんが、『継続性があるか』というのが1つの基準です。
1回や2回じゃなく、継続的に認められ続けることができるか、ということ。
▼結局、自分がどこを目標にしているかっていうことだと思うんです。
僕なりに、「だいたいこういう感じで行きたいな」という目標がある。
それなら、今、外見を飾って認められてしまうのは、危ういな、と。
つまり、「中身を見てみたら、スカスカだった」みたいなことは絶対避けなきゃいけないな、と。
▼だから、今の実力をそのまま出して、それで認められたらそれで良いし、認められないならそれはそれで良いという感じです。
▼ただ、手を抜くとかそういう話ではありません。
全力で行くからこそ、その時ダメでも、その後につながるからです。
▼だから、全力は尽くしますが、「ここでダメなら僕はダメだ~」みたいな気負いは全然ありません。
昔は、そういう気負いばっかりでした。
一発逆転を企んでいたからでしょう。
▼今は、一発逆転は、むしろ怖いです。
逆転サヨナラ満塁ホームランより、確実にヒットを打っていける実力を付ける方が、大事です。