■3回目のコーチングを受けました。
これまでskypeでしたが、東京に用事があり、初の対面コーチングでした。
これがまたオシャレなホテルで、ラグジュアリー(?)な気分で受けることができました。
■”恐怖心”について。
僕は、「これやりたい!」という気持ちが強い反面、まだまだ恐怖心があります。
「失敗したらどうすんの?」
「失敗したら、格好悪いんじゃない?」
そういう恐怖心。
恐ろしいのが、一人でウンウン考えていると、そういう恐怖心によって、いつの間にか行動が制限されること。
そこでコーチの力を借りて、恐怖心を取っ払って行動を加速させることに取り組みました。
■恐怖心の擬人化。
僕がひとしきり恐怖心を話した後、コーチから質問されたのは、
『その恐怖心に声を掛けるとしたら、何て声掛けますか?』
これ、すっごく面白い質問でした。
感情を擬人化して、声を掛けるわけです。
感情に人格を持たせることで、自分の感情なんだけれど、一歩引いて冷静に向き合えた感覚がありました。
僕はしばらく考え込んで、こう思いました。
「恐怖心クン、やりたいことがあるんだから、そんなこと言ってる場合じゃないよ」
そうなんです。
だから恐怖心クンには、黙ってもらわないといけない。
■恐怖心には2つある。
①必要な恐怖心
②不要な恐怖心
・①必要な恐怖心
「それは本当にヤバイ」という恐怖心。
赤信号渡ったらダメとか、宝くじに全財産使っちゃダメとか。
この恐怖心を取っ払ってはいけません。
・②不要な恐怖心
「やりたいこと・やるべきことを制限する恐怖心」です。
これは取っ払う必要があります。
この恐怖心に負けていたら、いつまでたっても自分の人生を生きられる日は来ません。
■脳内闘争。
僕の頭の中では、
「やりたいやりたいやりたーい!」
というポジティブエネルギーと、
「恐い!心配!不安!格好悪い!だからやりたくなーい!」
というネガティブエネルギーが激しく戦っています。
前回コーチに言われたのは、
『ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるような感じですね』
この例えは正にその通りで、ハッとしました。
そう、ブレーキから足を離さないと、いくらアクセルを踏み込んでも速度は上がりません。
先ほどの”不要な恐怖心”は、正にブレーキなわけです。
■”必要な恐怖心”と”不要な恐怖心”の見分け方は?
何かをやろうと思う時、恐怖心クンが寄ってきて、そっと耳元で呟くんです。
「ねぇ、やめときなよ。だって、○○じゃん。」
(※「じゃん」部分は各自の方言に合わせてカスタマイズして下さい)。
”必要な恐怖心”なら、「○○」のところにマズいことが入ります。
・「だって、全財産なくなっちゃうじゃん」
・「だって、信頼失うよ」
・「だって、時間がなくなるよ」みたいに。
だけど恐怖心クンは、現状維持させることが目的なので、嘘を付くことがあります。
そこで、「本当に、マズいの?」と尋問して、検証します。
例えば、「信頼失うって言うけど、本当にそうなの?」
時には激しく問い質して自白させなければなりません。
それでも恐怖心クンが本当のことを言っていると分かれば、それは必要な恐怖心。
従うべきでしょう。
他方、「○○」に入る言葉が、
・単に弱気な言葉
・合理的理由のない言葉
・本心と矛盾する言葉
だったら、それは不要な恐怖心。
恐怖心クンが「マズい」と言うので尋問したら、「本当はマズくないです…スミマセン」と自白した場合もそうですね。
冒頭の、
「失敗したらどうすんの?」
という僕の恐怖心は、単に弱気で、合理的理由のない言葉でした。
これに耳を貸してはいけません。
『そんなこと言ってる場合じゃないよ!』と一蹴します。
そして恐怖心クンにサヨナラを告げて、行動に移します。
まとめると、恐怖心が芽生えたら、
1.擬人化して、必要な恐怖心か、不要な恐怖心かを見極める。
2.擬人化して、不要な恐怖心は一蹴する。
■声を掛け続ける。
本当にやりたい事でも、恐怖心はあります。
本当にやりたい事だからこそ、失敗したくないという恐怖心が強いのかもしれません。
だけど、本当にやりたい事ならば、不要な恐怖心によって行動を制限されるわけにはいきません。
今後恐怖心クンが顔を出したら、勇気を出して声を掛け続けたいと思います。