意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

日々を前向きに取り組むための発想法〜手段と目的の意識〜




手段と目的を意識する。

 日々目の前にあること(例えばそれは仕事や家事)に、前向きに取り組むための発想法があります。

 それは、手段と目的を意識することです。

 

 少なくとも僕は、「今目の前にあることの先にちゃんと目的があって、その目的を達成するための手段としてこれをやっているんだ」と思えた方がやる気が出ます。

 反対に、目的は無く、今目の前にあることに取り組むこと自体が目的になってしまうと、やる気が出ません。「なぜやるか」を考えず、「やるからやるんだ」という状態です。

 

 例えば、目的地が遠くに見えていて、その目的地に着けば楽しいことが待っている。

 今、そこに向かって歩いているんだ。

 そういう状況なら、やる気が出ますね。

 

 反対に、目的地がどこかも分からない。いつ着くかも分からない。

 とにかく歩くことが目的になっている。

 そういう状況なら、やる気が出るどころか、途方に暮れます。

 

 成し遂げたい目的がある。

 目の前の一歩一歩はその目的達成の手段であり、

 今目の前のことをしっかりやることが目的達成の手段である。 

 この発想が、手段と目的を意識するということです。

 

■目的とは?

 目的は、ワクワクするものであればあるほど、やる気は出ます。

 なぜなら、進めば進むほど、ワクワクに近づけるからです。

 

 目的は、高ければ高いほど、やる気は出ます。

 なぜなら、その高い目的を達成するためには、大きなやる気と努力が必要だからです。

 

 日々目の前にあること。それをこなす先には、一体どんな、辿り着きたい目的地があるでしょうか?

 もし目的がないのなら、時間を掛けて、がむしゃらに考えてみませんか。

 

■目的があるとどうなるか?

 もしワクワクする目的が見つかれば、きっと日々の景色が変わります。

 

 たとえば、今の仕事が、その目的につながる手段だと気付くかもしれません。

 たとえば、今の仕事全体は目的に直結しなくても、今の仕事の一部分が、その目的につながる手段だと気付くかもしれません。

 たとえば、今まで嫌で避けていた業務をこなすことが、その目的につながる手段だと気付くかもしれません。

 

 将来人前で話せる人になりたいのなら、今まで嫌で嫌で仕方なかったプレゼンが、絶好の修業の場になります。

 今までつまらないだけだったこと、嫌で仕方なかったことが、大げさに言えば「これは目的につながる黄金の橋だ!」と思えるようになります。

 手段と目的を意識することで、日々目の前にあることに、きっと前向きに取り組めるようになります。

 少なくとも僕は、そうでした。