意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

1日の最大値をどこに置いていますか?〜残酷なまでに平等な”24時間”の使い途〜




■1日の最大値。

 今日1日で、何を成し遂げたいですか?

 今日1日で、どこまで成長したいですか?

 これは、「1日の最大値をどこに置くか」という話です。

 

 「1日24時間」というのは、残酷なまでに平等です。

 どれだけ多くのことをやりたくても。

 どれだけ多くの人に会いたくても。

 どれだけ多くのことを学びたくても。

 1日24時間の中でやりくりしなければなりません。

 

 この24時間の中で、可能な限り、成し遂げられるだけのことを成し遂げたい。

 可能な限り、成長できるところまで成長したい。

 そう思えば、自ずと最大値は高くなります。

 

 反対に、特に何かを成し遂げたいとも、成長したいとも思っていなければ、自ずと最大値は低くなります。

 

 ここでいう「何かを成し遂げたい、成長したい」という”思い“は、「そうなったらいいな」というhope toのレベルではなく、want toのレベルです。 

 hope toは行動が伴いませんが、want toは行動が伴います。

 

■最大値を上げれば上げるほど。

 最大値を上げれば上げるほど、時間が足りなくなります。

 無駄にできる時間がなくなります。

 潰さなければならない暇はなくなります。

 「なんとなく」「無意識に」という時間がなくなります。

 

 最大値を下げれば下げるほど、動きは緩慢になり、集中力は散漫になります。 

 最大値を上げれば上げるほど、動きは機敏になり、集中力は向上します。

 

 分かりやすい例えで言うと、試験で良い点を取りたい人は、特に試験直前は、一分一秒すら無駄にできないという状態になります。

 これが、最大値が上がっている状態です。

 

 「可能な限り」と思っているのが、最大値の高い状態です。 

 「可能な範囲で」と思っているのが、最大値の低い状態です。

 

 「予定を詰め込む」=「最大値を上げる」ではありません。

 「忙しい」=「最大値を上げる」でもありません。

 非効率的なこと、ムダなことをしていれば、どこまででも忙しくなれます。

 しかし、それは最大値を高く置いている状態とはいえません。

 

 最大値を高く置くというのは、常に自分史上最高の自分を更新し続けるということです。

 生きていれば経験や知識が蓄積され、自然に成長する部分もあります。

 そうではなく、人為的に成長を促すためには、最大値を高く置かなければならないと思います。

 

■最大値は、抽象的であり、具体的です。

 可能な限り、成し遂げられるだけのことを成し遂げたい。

 成長できるところまで成長したい。

 この時点では抽象的です。 

 まず、こういう欲求を持つかどうかが、最大値に影響します。

 

 こういう欲求を持った上で、具体的に、「じゃあこういう目標に向けて、こういうことをしよう」「こういう時間の使い方をしよう」という風に逆算されていきます。

 

 最大値の高さは、どれが正解ではありません。

 高いから良い、低いから悪いではありません。

 自分がどういう人生を生きたいかです。