素朴で、泥臭くて、シンプルな欲求を持とう。
■今日は、率直に書きます。
昨日、理想とする人生を歩みたければ、
「理想とする人生を歩みたい!」という強い欲求を持つことが必要といことを書きました。
ただ、昨日の話は、やや当り障りのない内容で、分かりづらいかもしれません。
今日はもっと率直に書きますね。
■行動し続けるためには?
(自分なりの)理想とする人生を送りたければ、行動し続けることが不可欠です。
ところが、なかなか行動を始められない・続けられないという問題が起こります。
では、どうすれば行動し続けられるか?
つい、モチベーション維持の方法とか、やる気を上げる方法とか、そういうテクニカルなことに意識が行きがちです。
しかし、テクニカルなことは、本質ではなく、補助輪でしかありません。
不要だと言いたいのではなく、あくまでも補助だと考えます。
では、本質は何か。
それは、欲求を持つことです。
その欲求とは、「行動を起こせるだけの欲求」。
もっと言えば、「行動を起こさずにはいられない位の欲求」です。
その欲求さえ持てれば、行動できます。
テクニックを駆使しなくても、その欲求が燃料になって行動できます。
では、「欲求」とは何か?
綺麗事である必要はありません。
社会貢献とか、最初はそういうことを掲げる必要はありません。
もっと素朴で、もっと泥臭くて、もっとシンプルで構いません。
自分の心に素直に、
「お金持ちになりたい!」
「モテたい!」
「尊敬されたい!」
「見返してやりたい!」
みたいな、あまり大きい声では言えないことでも良いんです。
自分に対して、
「今、どうなりたい?」
「周りから、どう思われたい?」
そう聞いてみてください。
きっと、「こうなりたい!」という欲求があるはず。
■補助輪の使い方。
そういう欲求を持てれば無尽蔵に行動できるかというと、そうではありません。
時にしんどくなったり、目先の欲求に負けてしまったりします(遊びたい、寝たい、楽をしたい等々)。
そういう時に、先ほど話した「補助輪」でサポートするわけです。
例えば。
どんなに強い欲求があっても、朝は眠いです。
どうすれば二度寝せずに済むか。
どうすれば朝スッキリ起きられるか。
これが、補助輪です。
早起きして何がしたいか決まっていないのに早起きするテクニックを学ぶのは本末転倒です。
補助輪で走ろうとすると、速く、長く、遠くまで走れないんです。
まずは、自分自身の中にある欲求という燃料で走りだしてみてください。
行動せずにいられないくらいの欲求を掘り起こしてください。
■欲求を持った後
欲求を持ったら、自然と行動につながります(つながるくらいの欲求を持ちましょう)。
どうすればその欲求を実現できるだろうと考えるようになります。
情報を集めるようになります。
実際その欲求を実現させている人に会いたくなります。
その欲求に近い欲求を持っている仲間が欲しくなります。
行動を続けるうちに、大変なこともありますが、良いことが起こります。
良いことが起こると、病みつきになります。
もっともっと理想に近づきたいという欲求が出てきます。
そうやって行動はどんどん加速していきます。
その内、きっと、欲求の種類も変わっていくはず。
最初は、「僕のことを認めようとしなかったオトナ達を見返したい」という欲求で行動を始めたのに、いつの間にか、どうでもよくなるかもしれません。
オトナ達を見返すより、もっとやりたいことが見つかるかもしれません。
欲求を、持ちましょう。
素朴で、泥臭くて、シンプルな欲求を、胸を張って認めましょう。