余白を作らなければ、入ってこない〜忙し過ぎる毎日の工夫〜
■忙しい人と、忙しさを感じさせない人。
いつも忙しそうな人がいます。
話をする度に、「最近は◯◯が忙しくて」という話が出てきます。
他方、忙しいはずなのに、忙しさを感じさせない人がいます。
スケジュールは確かに詰まっていますが、
・「朝なら会えます」
・「その日は飲み会があるので、その後21時からなら会えます」
・「19時から飲み会なので、それまでなら会えます」
という風に、時間を作るバリエーションが豊富です。
こういう人は、「余白を作れる人」です。
■まず、余白を作る。
何かを取り入れるには、余白を作ることです。
換言すれば、余白を作らないと、入ってきません。
そして余白は、勝手に出来るものではありません。
「作ろう」と思って作らないと、どんどん色んな用件が入ってきて、いくらでも忙しくなります。
「余白が出来たらあれをやろう」ではありません。
「あれをやりたいから余白を作ろう」です。
グラス交換制の飲み放題と同じです。
次の飲み物が欲しければ、目の前にあるグラスを空にしないといけません。
■夢中になれたら余白はできる。
いいなと思う人と食事に行くチャンスがあったり、恋人ができたら、時間を作りますよね。
それができるということは、物理的には、時間を作れるということです。
「夢中になれるものが見つかったら余白を作ろう」ではありません。
「夢中になれるものを探すために余白を作ろう」です。
とにかく余白を作らないと、入ってこないんです。
余白を作る
↓
夢中になれるものを探す
↓
夢中になれるものが見つかる
↓
夢中になれるものに取り組むため、余白を作る
こういう流れです。
■「忙しい」と言うと、チャンスは飛んで行く。
僕は、「最近◯◯で忙しくて」と言いたくなる時があります。
そういう時は、忙しさを自慢したいか、言い訳をしたい時です。
忙しいと、なぜか自慢したくなるんですね。
だけど、自慢することではありません。
忙しさを言い訳にするのも好きではありません。
忙しさを理由に許されてしまったら、工夫しなくなります。
そして何より、「忙しい」と口にした時点で、チャンスが遠くへ飛んで行く気がするのです。
「忙しいなら、他の人に頼むよ」
「あの人はいつも忙しいから、別の人にチャンスを回そう」
そう思われてしまう気がしてなりません。