素直力を持っている人に、なぜ素直なのか尋ねてみたら…
■前回、「素直力」について書きました。
■直接尋ねてみました。
「この人は素直だなぁ」 と思う方に、
「◯◯さんって、人のアドバイスを本当に良く聴きますよね。でも、反論したくなりませんか?」
と尋ねたことがあります。
するとその方の答えは、
「だって、自分がどう思っていようと、少なくともその人にはそう見えているってことでしょう?だから、とにかく一旦聴くようにしてるんです。」
なんてスマートな答えなのだろうと感激しました。
また別の方ですが、その方は、5,6歳年下の方のアドバイスでも本当に熱心に、素直に聴いています。
その方に、
「年下のアドバイスって、受け入れづらくないですか?」
と尋ねたことがあります。
するとその方の答えは、
「年下とか年上っていうのは、関係無いですね」
さらっと答えていましたが、実践するのは簡単なことではありません。
■普通になるまで意識する。
この方達からすれば、アドバイスを受け止めるのは、ある意味「普通」のこと。
ただ、元々というよりは、どこかの時期に、受け止めることを意識されたのではないでしょうか。
そして、頭では「アドバイスは聴いた方が良い」と分かっていても、実践するのは簡単ではありません。
素直に受け止める。
これは、できる人にはできるし、できない人にはできない。
そういうものだと思います。
そして、どちらを選ぶかは、強要されるものではなく、選択するものであり、選択できるもの。
今から選択を変えることができます。
アドバイスを聴く人にはちゃんと理由があるし、聴かない人にもちゃんと理由がある。
聴く理由を作ってしまえば、きっと聴けるようになります。