僕が思う、夢の見つけ方#6〜僕が行動を始めた転機〜
■振り返り。
前回は、
- 頭の中でうんうん考えているだけでは夢は見つからない
- 考えたことを前提に、「行動」することが不可欠
ということを書きました。
こう力説するのは、僕自身が、行動せずに考えてばかりで行動しなかったことを後悔しているからです。
そんな僕が行動を起こす転機になった体験をご紹介します。
■転機。
昨年2月〜5月、自分をつくる学校というセルフブランディングの学校に通いました。
ここで僕は、レベル3の夢、つまり人生を通して成し遂げたい夢は、「『意識と努力で人生は好転する』ということを多くの人に伝ること」だと発見できました。
意気揚々と「夢実現するぞー!」と意気込んだ僕でしたが、根本的な問題にぶつかります。
「多くの人に伝えたい。でも、どうやって伝えたらいいの?」
本を書きたくても、ノウハウも、人脈も、そもそも実力もない。
人生で1度もセミナーなんてやったことないですから、大人数を集めてのセミナーなんて、開けるわけもない。
「今日、明日、何をしたらいいの?」ということが全く分からず、途方に暮れました。
自分をつくる学校の最終日、学長の安藤美冬さんに必死で尋ねました。
「安藤さん、これから何をやっていいか全く分かりません。
何か、ヒントをいただけないでしょうか?」
安藤さんは、こうアドバイスを下さいました。
「とにかく、何かイベントでもセミナーでもいいからやってみたらどうですか?
最初は、友達でも仲間でも良いから、参加してもらう。
無料でも良い。
やると決めれば、それが友達でも仲間でも、必死にコンテンツ作るでしょう?
そうやってコンテンツづくりを繰り返していくことで、いずれ、対外的なセミナーなんかをやれるようになるかもしれない。
まずは、小さく始めたらどうですか?」
この言葉には衝撃を受けました。
僕は、「すぐに」夢を実現しようとしていたんです。
「僕は、一気に多くの人に伝えたいんだ!!」という思いに囚われていたんです。
実績も実力も備わっていないのに、大きいことをやろうとしていた自分が恥ずかしくなりました。
安藤さんの言葉で、「小さく始めよう」という決意ができました。
■苦難の船出。
最初は、セミナーをやる程の実績はないので、勉強会という形でやりました。
安藤さんからは、「友人でも仲間でもいいから参加してもらう」とアドバイスをいただいたのですが、実は、友人にも仲間にも秘密でやりました。
失敗する姿を見られたくなかったし、好奇の目で見られるのが怖かったんです。
結果、対外的に参加者募集をしたのですが、参加者は1名のみ。
これが現実です。
その後、企画内容を必死で考えました。
深い森に入っては戻り、入っては戻り。
その結果、満を持して昨年9月に開催したセミナーでは、約10名の方が来てくださいました。会場的には、ほぼ満席です。
この時も、友人や仲間には秘密でやりました。
その後もセミナーを続けました。
「参加者が見込めそうなセミナー」もあれば、「参加者が集まるか読めないけど、どうしてもやりたいセミナー」もあります。
やる度に、いろんな壁にぶつかり、その過程で、多くの気付き、学び、出会いがありました。
■小さく始めよう!
小さく始めることで、動き出します。
小さく始めることで、自分が本当にやりたいことは何か、やりたくないことは何か、ブラッシュアップされていきます。
小さく始めるのですから、リスクも小さいです。
自分が労力と時間さえ割けば、大きな出費なしで(時には出費ゼロでも)始められることは、たくさんあります。
もちろん、仕事を休んだり辞めたりする必要なんて、ありません。
さぁ、あなたが、「小さく始められること」は何ですか?
やってみて、「イマイチだったな」と思ってもいいじゃないですか。
失敗したっていいじゃないですか。
「イマイチだった」「失敗した」。
これが分かったのは、行動したからです。
僕が、折に触れて思い出す言葉。
とにかく具体的に動いてごらん具体的に動けば具体的な答が出るから