意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

「与えてもらえない」と感じる時、どうすればよいか。




■「なかなか与えてもらえない」という悩み。

 なかなか周りから褒めてもらえない。

 なかなか周りから優しくしてもらえない。

 なかなか周りから助けてもらえない。

 そういう風に、「なかなか周りから与えてもらえない」と感じることはありませんか?

 

 そういう時は、まず自分から「give(与える)」すること意識してみてはいかがでしょうか。

 そうすると、「take(与えられる)」が増えてきます。

 それは、人は基本的に「受けた恩を返したい」「お礼をしたい」と思うからです。

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 ■take(与えられる)先行だとどうなる?

 反対に、先にgiveではなく、先にtake を求めると、なかなか与えてもらえません。

 

 確かに、

 「あなたが与えてくれたら、私も与えますよ」

 「私は、与えてくれる人に与えたいんです」

という発想はよく分かります。僕も以前はそうでしたから。

 

 ところが、

 ・与えられることばかり求める人

 ・与えてもらった途端態度が変わる人 

 ・与えられた以上には返そうとしない人

には、なかなか与えようという気にはなりません。

 その結果、与えられることが少なくなっていくように思います。

 結局、「自分がして欲しいことを相手に対してする」という極めてシンプルなことなんです。

 

■見返りを求めない?

 まず自分から与えるという意識は、「見返りを求めない」とはちょっと違います。

 僕はやはり、返してくれない人には、それ以上与える気にはなりません。

 だけど、色んな人に与え続けていると、中には、凄く気持ちの良い関係を築ける人と出会うことができます。

 その相手も、まず与えるという意識の人が多いように思います。

 たまたまその時は、どちらかが与えるのが先だっただけ。

 気持ちの良い関係が築けると、与える連鎖が起きます。

 

 そういう気持ちの良い関係を築ける人と出会うために、僕はまず与えるという意識を持っています。

  また、与えるという行為自体に、充実感を覚えることすらあります。

 

■お金じゃなくても良い。

 「与える」というのは、決して金銭を伴う必要はありません。

 誰でも今日から出来るのは、「身近な人(友達、同僚、家族など)を褒める」ということです。

 「褒めてもらえたら褒める」ではなく「褒めてもらってないけど褒める」。

 これが、まず与えるということです。

 

 「◯◯さん、本当に気が利くよね」

 「◯◯さんに会うと元気になるわ〜」

 そういう風に褒めるのは、時間もお金も必要ありません。

 そうやって与えると、「あなたもこういう所が凄いですよ」という風に褒めてもらえるかもしれません。

 10人褒めて、返してくれるのは1人でも良いんです。

 だけどその1人とは、きっと気持ちの良い関係を築けるはず。

 まず与えることで、その1人と出会えるなら、十分だと思います。

 だって、自分から与えていなければ、その1人とも気持ちのよい関係を築けていなかったかもしれないのですから。

 

 ポイントは、相手に期待しすぎないことです。

 期待し過ぎると、「私はこんなに与えたのにぃ!」という気持ちになってしまいます。

 

■打算とは違う。

 褒めてもらうために褒めるというのは、媚びてるとか打算的だとか思われるかもしれません。

 媚びたり打算的なのは、自分のためを優先させている状態です。

 だけど、まず自分から与えるというのは、自分のためでもあるけれど、相手のためでもあります。

 それは、気持ちの良い関係を築くことは、双方のためになるからです。

 

■まとめ。

 「なかなか周りから与えてもらえない」と感じる時は、まず自分から与えてみてください。

 そうすることで、与えられることが増え、気持ちの良い関係が築ける人が増えていくはずです。