意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

自分事思考で実力を身につける。




■自分事思考。

 責任感、判断力、決断力、効率化、合理化、コミュニケーション能力、文章力、その他諸々。

 そういったスキルは、一朝一夕には身につきません。

 どうすれば身につくか?

 最近痛感するのは、自分事(じぶんごと)思考ができるかどうか、つまり、「自分事として考えられるかどうか」です。「当事者意識を持てるかどうか」とも言い換えられます。

 

■自分事思考と他人事思考の違い。

 自分事思考は、自分がなんとかしなきゃいけないという危機感・緊張感・責任感を持つということ。

 他人事思考は、自分がなんとかしなくても大丈夫という認識を持つこと(本当は自分事思考をしなければならない場面であっても)。

 

 例えば何か問題が起きます。

 自分事思考の人は、原因、対策、再発防止策を考えます。

 他人事思考の人は、自分は知らない・自分のせいじゃないと言ったり、関わりを避けたりして、要は、「いかに自分事にせずに済むか」に注力します。

 

 自分事かどうかというのは、会社の役職・ポジションなどのように、「ある程度」客観的な役割として決まることもあります。

 しかし、例えば、同じ「部下の指導」という役割を担ったとしても、自分事で考える人と他人事で考える人が居ます。

 

■自分事思考で力を付ける。

 自分事で考えるということは、力が要ります。

 力が要りますから、力を付けようとします。

 それによって、いつの間にか力が付いています。

 

 常に自分のすぐ後ろは深い崖という気持ちで臨めるかどうかです。

 常に自分が水際だという気持ちで臨めるかどうかです。

 

 仕事をしていれば色んな課題にぶつかるわけですから、せっかくなら早い段階から自分事思考で取り組む。

 最初はしんどいかもしれませんが、いつかそれが力となり、色んな物事への対応が可能となります。

 

 他人事思考は、短期的には楽ですが、いざ自分事で対応しなければならない問題が降りかかってきたとき、大慌てするかもしれません。

 

 時に他人事思考に陥っている自分に気付くことがあります。

 全てとは言わないまでも、可能な限り自分事思考でいきたいと思います。