夢は叶わなければ意味が無い?〜プラスもマイナスも引き受ける覚悟〜
■素朴な疑問。
前回、「夢を公言するようになったら、本当に夢を実現する自分が実在するような不思議な感覚を覚えた」という話を書きました。
夢を公言してみたら不思議なことが起こった。 - 意識的に生きる。
これに対して、「え?でも、本当に叶うかどうかわからないでしょう?」という疑問があるかもしれません。
そのとおり。叶うかどうかわかりません。
■叶わなかったらどうなるか?
叶わなかったら、辛いです。恥ずかしい気持ちもあります。
「あの人、2018年に本を出すって言ってたけど、出せなかったね。」
「100冊書くって言ってたけど、50歳になっても1冊も書けてないね。」
などと陰口を言われ、「口だけの人」なんて言われるかもしれません。
■プラスもマイナスも引き受ける覚悟。
だけど、夢を追って行動した以上は、夢に敗れた時の反動は仕方ないことです。
夢に向かって進むということは、プラスもマイナスも引き受けるということです。
・プラスとは?
夢が叶った時の喜びや感動。そして、夢に向かう過程で得られる喜びや感動など。
・マイナスとは?
夢が叶わなかった時の悲しみや絶望。そして「口だけの人」などと言われること。
■夢を持たないということは?
夢を持たないということは、夢を持つことによるプラスもマイナスも引き受けないということです。
失望や「口だけの人」などと言われることが無い代わりに、夢を追う喜び、夢が叶う喜びもありません。
■選択次第。
どれが優れた人生ということではなく、どの人生を選びたいかです。
夢を持たず、プラスもマイナスも引き受けないのも選択肢。
夢に敗れた人の陰口・批判を言うのも選択肢。
プラスもマイナスも引き受けて夢を叶えに行くのも選択肢。
■夢を追う過程にも意味がある。
夢が叶ったかどうかはとても大切です。
しかし、結果として叶えば全て100点で、叶わなければ全て水の泡だとは思っていません。
本当に叶えたい夢を追って努力する過程で、既に大きな宝物をもらっています。
ですから、「叶う保証が無いなら夢を持たない」というのは、僕の価値観からは違います。
叶う保証がなくても、また、結果的に叶わなくても、本当に叶えたい夢に向かって進むことが、既に素晴らしいことだと思っています。
■最後に。
とにかく努力することが素晴らしいという話ではありません。
嫌な努力をするんじゃなくて、本当に叶えたい夢を叶えるための努力をすることが大切です。
結果よりプロセスが大事という話でもありません。
結果は追い求める。
だけどその過程で大きな宝物が得られることを知っておけば、叶う保証がなくても、夢を追うことを始めやすいということです。
僕は今1冊も本を書けていませんが、本を書く方向で努力をする毎日は、とても楽しいです。既に大きな宝物を得られていると感じます。
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