意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

大好きな人に囲まれて過ごす~「苦手な人と上手く付き合う」とは違う努力~




■ワクワクか憂鬱か。

 仕事でも、趣味でも、飲みに行くのでも、何でもそうです。

 ワクワクするか、憂鬱だなぁと思うかは、結局「誰とするか」に掛かっているとつくづく思います。

  

■苦手な人はワクワクする人には変わらない。

 巷には、苦手な人とうまく付き合う方法的なノウハウが溢れています。

 確かに、「苦手な人」とうまく付き合う、あるいは苦手だと思わないようにすれば、人間関係のストレスは格段に減るはず。

 処世術としては確かに必要です。

 

 だけど、いくら上手く付き合うことができても、「苦手な人」と「ワクワクする人」とは、埋め難い差があります。

 「苦手な人」への対処法をいくら身につけても、その「苦手な人」が「ワクワクする人」に変わるかというと、僕はなかなかそうは思えません。

 

 どういう人が良い・悪いではなく、相性です。

 相性を決める大切な要素は、「人生に対する価値観」です。

 今の自分の価値観に近い人は、ワクワクする人である可能性が高いはずです。

 しかもその価値観が明確であるほど、それを共有できる人に出会った時の感激は大きいです。

 

■大好きな人に囲まれて暮らす。

 僕は、ワクワクする人との付き合いを増やし、ワクワクする人と過ごす時間を増やしていきたいと思っています。

 「大好きな人に囲まれて過ごす」という考えです。

 これは、「苦手な人とうまく付き合う」という努力とは別の努力が必要です。

 

 「大好きでも苦手でもない人」と過ごす時間を、大好きな人と過ごす時間に充てたい。

 折角大好きな人と会うのに、直前に苦手な人にイライラさせられたら、台無しです。

 僕は、苦手な人とうまく付き合うことにエネルギーを割くよりも、大好きな人にエネルギーを掛けた方が、人生は豊かになると思うわけです。

 

■疑問。

 この考え方には、「特定の人とばかり付き合っていたら、人間の幅が広がらないのでは?」という疑問が考えられます。

 

 確かに、ある程度色んな人と付き合わないと、自分にとって「大好きな人」というのが、一体どんな人なのか分かりません。

 その意味では、最初から決めつけず、ある程度色んな人と付き合って、人間の幅を広げるべきだと思います。

 

 しかし、それを一生続けたいかというと、僕はノーです。

 

 徐々に、自分が付き合う人の中で、大好きな人の割合を増やしていきたいと思うわけです。

 そして、身も蓋もない事を言いますが、「大好きな人とだけ付き合おう!」と決意したところで、一朝一夕には実現しません。

 ですから、「人間の幅を狭めるんじゃないか」と必要以上に心配することはありません。

 

 苦手な人がいるからこそ、大好きな人がいます。

 最初から大好きな人しか居なかったら、それを「大好きな人」と呼ぶことすら知らないままです。

 いつも期限に遅れる人がいるから、いつも期限を守ってくれる人のありがたさがわかります。

 冷たくしてくる人がいるから、いつも見守ってくれるあの人の温かさが分かります。

 一人で居た時の寂しさがあるから、あの人が居てくれる喜びが分かります。

 春がうきうきするのは、冬の次だからです。

 すごく寒かった冬から、少しずつ暖かくなっていく。そこに何とも言えないうきうき感があるんです。

 一年中春だったら、春のありがたみは分かりません。

  

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