意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

(講演録)ワクワクする毎日のためにやっておくべき10のこと【⑥トライ&エラーで、狙い通りの小さな成功体験を重ねる。】




 この記事は、2014年4月3日、同志社大学において、「僕が大学生に戻れたら、必ずやる10のこと」と題して、約50名の学生に対して僕が行った講演を再現したものです。

 大学生向けの講演だということはあまり考えず、「本当にやりたいことを見つけ、ワクワクした毎日を送る。その土台作りをしよう。」という方に是非お伝えしたいことです。

 ※講演のため、表現が浅い部分もありますが、あえてそのままにしてあります。

 (つづき)

―6つめ

 トライ&エラーで、狙い通りの小さな成功体験を重ねる。

 これは、学生時代に、ぜひたくさんやって欲しいことなんですけど。

 

 今まで話してきたように、やりたいことを見つけるために、サンプルを集めて、メンターを見つけて、読書をして、いろんなことをやっていくと、「あぁ、こういうことをやりたいなぁ」というのがどんどん増えていく。

 だけど、大体の人がぶつかる壁は、「いやぁ、自分には無理やなぁ」ということ。

 僕も今でもそうなんですけど、「自分には無理だ」と思ってしまうんですよ。

 本当は、やればできたかもしれないのに、自分には無理だと思ってやれないことっていうのは、たくさんあるんです。

 

―「自分にも出来る」と思うためには?

 じゃあ、自分には無理だと思わないようにするにはどうしたらいいかっていうと。

 「裏付けのある高いセルフイメージ」を持つこと。

 

 セルフイメージって分かりますか?

 自分に対する、「自分はこれくらいのことならできる。これ以上になるとちょっと難しいな」っていう自分に対するイメージ。

 これを、高くする。

 

 例えば、受験で言うと、いくつか大学を受けると思うんですけど、自分のレベルだったら、これくらいの大学かなぁ、この大学は無理だけどここなら行けるかなぁというのも、セルフイメージといえばセルフイメージ。

 受験だったら、ある程度偏差値で測れるんですけど、これから皆さんがやりたいことに挑戦する時は、「あなたは今これくらいのレベルだからこれくらいできます」なんていうのは、誰も教えてくれない。

 その時に、自分なら出来ると、自分で思うことが大切。

 

―裏付けのないセルフイメージ

 「裏付けのある」とあえて言ったのは、「裏付けのないセルフイメージ」っていうのは、ただの過信。

 何の実績もないのに、「僕はこれだけできる」というのは過信。

 時にこれも大事。

 例えば、「自分は世界を変える」と思っている革命家もいて、「裏付けのない高いセルフイメージ」というのもあり得るけど、僕が勧めるのは、「裏付けのある」高いセルフイメージ。

 「こうこうこういうことを過去に自分はできたから、これもできるだろう」という裏付けを持つということ。

 

―裏付けをするにはどうすればいいか?

 それが、トライ&エラーで、狙い通りの小さな成功体験を重ねるということ。

 これを詳しく説明します。

 

―「狙い通り」

 まず、「狙い通りの」成功体験。

 対を成す言葉は、「たまたまできた」成功体験。

 たまたまやったらできました。これは、再現できませんよね。

 何で出来たか、自分でも分からない。

 だから、「こうこうこういう理屈で、自分はこういう風な試みをしたから、これができたんだ」ということが必要。

 

 例えば、イベントをやってみる。

 たまたまなんか知らんけど100人来たなぁでは裏付けがない。狙い通りじゃないから。

 だけど、こういう広報をして、こういう人に声を掛けたら、50人位だった。

 今度は、こういう別の広報をしたら、100人来た。

 これは、「狙い通りの」成功体験。

 

―「小さな」

 もう一つのポイントは、「小さな」成功体験。

 対を成すのは、「大きな」成功体験ですね。

 大きな成功体験というのは、なかなか出来ない。

 それこそ、大きな資格試験とか。そういうレベルじゃないと、大きな成功体験は得られないので、そこで失敗すると、かなりショックを受ける。

 そこで、小さな成功。

 

―最近知り合った人の話

 最近僕が知り合った人で、凄いなぁと思った若者がいるんですけど。

 皆さん「夢をかなえるゾウ」って知ってますか?

 (半分以上が手を挙げる)

 あぁ、結構知ってますね。ドラマとかもありましたもんね。

 夢をかなえるゾウは、ガネーシャという神様が、冴えないサラリーマンに対して、お前成功したいか、したいですというやりとりをして、1か月程、例えば「靴を磨く」とか「人の役に立つ」とか、1つ1つ課題を出して行って、主人公がそれをやって成長していくというストーリー。

 僕も昔読んで、「あぁ良い本だなぁ」と思ったんですけど、それで終わってた。

 なのに、最近出会った若者は、それを全部やったそうなんです。

 全部手帳に書いて、今日は靴を磨く日と書いて、磨けたとメモする。

 次は、人の役に立つ日って書いて、できたとメモする。

 それで全部やったんですって。

 これ、やろうと思ったらできるんです。小さな成功体験を、作れるんですよ。

 それで、「1か月やってみて、何か効果でました?」って聞いたんです。

 そしたら、「まだ成功したとはいえないけど、習慣化するという習慣が付いた」「やればできるんだ」っていう自信がついたそうです。

 これも小さな成功体験。 

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