幸せのオーダーメイドも、他人基準は欠かせない。
昨日、<自分の幸せは、オーダーメイド>という記事を書きました。
簡単に言うと、「自分の幸せは自分が決める」という内容です。
ただ、これは、単純に「人のことは気にしない」、「人は関係ない」とは違います。
例えば、「仕事で信頼される」という幸せを描いたとします。
しかし、信頼するかどうかは、あくまでも他人が決めます(他人基準)。
自分勝手に「こうすれば信頼されるはず」と思って行動しても、他人基準とずれていれば信頼はされません。
また、理想の異性と付き合う・結婚するという幸せを描いたとします。
しかし、理想の異性と付き合うためには、その理想の異性から認めてもらえる自分で居なければなりません。
自分勝手に「こうすれば認めてもらえるはず」と思って行動しても、その理想の異性にとっての交際相手選びの基準とずれていれば、付き合えません。
好きな物に囲まれる生活をするという幸せも同じ。
好きな物を買うには、お金が必要。
お金を得るには、お金を払ってもらえる何かを用意する必要があり、それは他人基準です。
このように、自分の幸せはオーダーメイドというのは、
「何を幸せと呼ぶか」という点では人のことは気にせず、100%純度で自分基準であるべきということです。
ただし、「自分基準で決めた幸せを実現する過程」では、他人基準は必須です。
大切なのは、目的は自分基準で決めるけれど、その目的達成の手段は他人基準を取り入れるというバランス。
僕は、そう考えます。
普段何気なくしていること、世間と同じ方向を向いて行動していること、それぞれについて、「これは自分基準の幸せにつながっているか?」と立ち止まってみると良いかもしれません。
その結果、「つながっている」という答えが出れば、堂々と、世間と同じ方向を向けば良いと思います。
その自分自身への問いかけができなければ、いつの間にか、他人基準の幸せのパッケージを消費するだけになってしまいかねません。
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