今日ご紹介するのは長友佑都選手の「上昇思考」。
裏話とかが書かれている本ではなく、人生をよりよくするため、夢を叶えるための原理原則が、長友選手の経験と言葉で書かれている本だと思います。
長友選手はインテル所属。
インテルに入って、しかもコンスタントに試合に出続けるというのは、本当に凄いことです。
その誰もが認める、認めざるをえない結果を出した長友選手の言葉ですから、重みが無いはずがありません。
普段なかなか自己啓発本を読まないような方でも、
”あの長友選手が実践している考え方ならやってみようかな”と思えるかもしれません。
とても良い本で、感激しました。
この本の中で、僕はそれほど多くのことを書いてはいない。
なぜかといえば、結局、本当に言いたいことはわずかな部分に集約されていくからだ。
「上昇志向」がそうだし、その基板となるのが「感謝の心」だ。
本当に学ぶことが多かったです。
一例を挙げると・・・
・ 学ぶための材料はどこにでもある
・ ミスには「成長のヒント」がある
・ 経験はすべてプラスにできる
・ つらければつらいほど、大きくジャンプできる
・ 失敗には成功に劣らぬ報酬がある
・ 感謝の心があるから人は成長できる
・ 夢を叶えるための「目標の設定方法」
・ 大きな挫折ほど得られるものは大きい
サッカーをやっていなくても、自分の人生に取り入れたい考え方ばかりでした。
内容的には、自己啓発本で書かれているようなことも少なくありません。
ただ、この本は、それを長友選手が言っているので、また違った重みがあります。
読む立場として大切なのは、
”それは長友選手だからそういう風に考えられるんだよ”と思わないこと。
長友選手だからそれができるんじゃなく、
それができる人だったから、それだけの実績を上げらられたと思うこと。
実際はどうか分かりません。
長友選手だから出来るのかもしれません。
だけど、そう考えてしまったら、自分を諦めることになります。
だから、そう考えない。それだけの話です。
長友選手の考え方を知りたいと思ったきっかけは、「サッカー日本代表の少年時代」という本です。
香川選手、遠藤選手、本田選手、内田選手等の少年時代も描かれており、とても面白かったです。
やはり、努力、ですよね。