チャンスをつかむために意識したいこと。
“これをやりたい人いますか?”
“これに参加したい人いますか?“
”これを出来る人いますか?”
”これを引き受けてくれませんか?”
こういう場面ですぐに手を挙げられる人は、チャンスをつかむようです。
”チャンスの女神には前髪しか無い”と言われる程、チャンスというのは、逃しやすいものです。
”チャンスはピンチの顔をしてやってくる”とも言われる程、チャンスというのは、それをチャンスだと見極めるのは難しいことです。
しかし、世の中には、チャンスを掴もうという意識が高い人は確実にいます。
チャンスの顔をしているものは、すぐに持って行かれます。
チャンスの顔をしていないものですら、すぐに持って行かれます。
昔の僕は、冒頭のような問いかけがあった時、絶対手を挙げる人間ではありませんでした。
本当は”やりたいなぁ”と思っていたり、迷っていたりする内に、意識の高い人にパッと持って行かれます。
あるいは、他の誰かが手を挙げたら、”ふぅ、やらずに済んでよかった”と安心していました。
しかし、手を挙げないことで何度か後悔し、更に本の中でも率先して手を挙げましょうという趣旨のことが書いてあり(特に千田琢哉さんの本では再三語られています)、今は率先して手を挙げるように意識しています。
ただ、なんでもかんでも手を挙げるわけではなく、ある程度の判断基準はあります。
その判断基準を明確にして、精度を上げていくことも大切です。
僕の一つの判断基準は、”自分の志に合致しているかどうか”
志に合致しているというのは、”自分のやりたいことかどうか”というより、”自分のやりたいことにつながることかどうか”という観点です。
僕は将来セミナーや講演会を仕事の一つにするので、テーマはなんであれ、勉強会の講師募集などがあれば、真っ先に手をあげます。
他の方はあまりやりたがらないので、競争率は低いです。
だけど、僕にとっては、人前で話をする絶好の場ですから、喜んで引き受けます。
”引き受けてくれてありがとう”と言われますが、感謝したいのは僕の方です。
ただし、単に”勉強の場”と捉えているわけではありません。
当然、参加される方がいらっしゃるわけですから、必死で準備します。
この”必死で準備すること”、そして、”必死で準備したのにうまくいかなかった部分を知ること”が大きな財産となります。
志を明確にする。
志に合致していれば、率先して手を挙げる。
この意識を持てば、チャンスを掴みやすくなると思います。
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