「本にそんなにお金をかけられない!」を攻略する!!
▼読書を習慣化できない理由のトップ3に入るであろう理由は、
”そんなにお金を掛けられない!”
▼ビジネス書や自己啓発本は、ほとんどが1300~1500円前後。
新書だと700、800円。
数冊ならまだしも、読書を習慣化するとなると、確かに相当なお金がかかります。
しかし、金銭問題がネックならば、それは意外と攻略できます。
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攻略法①〜中古で買う〜
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▼Amazonでは、中古本は1円から売っています。
中古は出品者から買うことになりますが、その配送料は国内なら257円。
▷Amazon.co.jp ヘルプ: 出品者の配送料と配送条件
▼中古本の場合、コンディションが明記されています。
「非常に良い」でも安く買えますが、「良い」や「可」ならもっと安く買えます。
この区分の意味は、ここに載っています。
▷Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonマーケットプレイス コンディション・ガイドライン
▼以前は、「中古本=ボロボロ」というイメージがあって敬遠していましたが、このコンディション区分のお陰で払拭されました。
▼なぜコンディションの良い本が出回っているのか?
これは、「買ってはみたけど、結局読まなかったから売った」とか、「読んだら売る前提で大事に読む」という人が多いのかもしれません。
▼僕は、線が引かれているのが好きではないので、「非常に良い」で買うようにしています。
線が気にならない方は「良い」や「可」でも良いでしょう。
1円で買える本ならば、なんと配送料含めて258円で買えます。
新刊1冊買うお金で、中古本が4、5冊買えてしまいます。
▼どういう時に中古で買うか?
●発売からある程度時間が経っているものは、中古で買うことが多いです。
例えば、本の中で引用されている本は、発売からある程度経っている事が多いです。
●新刊を読んで好きになった著者の過去の本を読みたい時にも最適です。
過去に何冊も出しておられる著者の本を、新品で買うのはちょっと負担が大きい。だけど、読みたい。
そういう時に、中古で買います。
▼どういう時に新品を買うか?
中古でコンディションが良い物が無い場合や、新刊です。
▼信頼できるお店を確保しておく。
時折、「非常に良い」と表示しながら、線引きがあったりボロボロの本を送ってくるお店があります。
明らかに蛍光マーカーで線が数箇所引いてあることもありました。
そういう時は、返品して、もうそのお店から買わなければ良い話です。
返品する手間は正直面倒ですが、着払いで返品できますし、割り切っています。
「このお店は信頼出来る」というお店をいくつか見つけておいて、そこから買うようにすれば、ハズレの可能性はかなり減らせます。
僕が頻繁に買うお店は2つありますが、「非常に良い」が多く、信頼できます。
品数も多く、その2つの店舗で殆ど事足りています。
一度驚いたのは、発送前に
「非常に良いと表示していましたが、確認したところ、書き込みが2点ありました。キャンセルされますか。キャンセルされない場合、配送料は値引きいたします。」
と、わざわざメールを下さいました。
非常に良いと表示しながらボロボロの本を送ってくるお店とは大違いです。
▼「中古の本は、内容もイマイチなんじゃない?」
そう思われる方もいるかもしれません。
▼しかし、一般的に「名著」と言われる本でさえ、中古でたくさん売っています。
▼服であれば、着てしまうと劣化したり、デザインが時代遅れになって価値が落ちます。
だけど本が面白いのは、時間が経ったからと言って価値が下がるものではありません。
また、綺麗に読む人が多いと思います。
▼時間の経過で価値が下がるのは、最新の技術や時事を扱った本です。
そういう本以外は、本の価値と時間の経過は必ずしも関係しません。
それは、何年も前の本が増刷を繰り返し、未だに書店で平積みされていることからも明らかです。
▼「非常に良い」で買ってみるとわかると思いますが、新品と比べても遜色ありません。
わざわざ定価で買わなくても安く買えるなら中古で買っておいて、 その分でまた新刊や別の中古本を買った方が良いと思うわけです。
▼ある時期までは、多読は不可欠だと思います。
何が良い本かという見分けがつかないからです。
また、多読することで、その根底に流れる共通項が見つかるからです。
そこで、中古で買うことで経済的負担を減らし、多読するというのは非常に有効な方法です。
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攻略法②~図書館で借りる~
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もう一つの金銭問題攻略法は、図書館を利用することです。
ただ、
・図書館に定期的に行く時間と動機を保てるかという問題
・線を引いたり、書き込みができないという問題
・思い立った時に再読することができないという問題
があります。
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さいごに。
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いかがだったでしょうか?
なぜこんなに語るのか。
それは、金銭がネックになって本を読まないという選択が、とてももったいないことだと思うからです。
なぜもったいないと思うか?
それは、「お金に余裕ができたら本を読む」のではなく「本に投資することで余裕を生む」と思っているからです。
だから、余裕のない時程、本を読む。
そのためには、確かに新刊ばかり買うのは負担が重いので、うまく中古を使うことで、本を買うというハードルを下げたいんです。
毎回新刊を買っていると、「失敗したら嫌だな」という気持ちにもなります。
ぜひ、読書を楽しんで、自分の人生に生かして下さい!