■ 2回目の講演
先週に引き続き、昨日、母校の大学で講演をさせていただきました。
■ 1つ目の収穫
2回の講演を通じて、僕の考えや、僕のしてきたことをお話しました。
講演という形ではないにせよ、既に色んなところでお話してきたことも少なくありませんでした。
ところが、いざ体系的に、順序立てて、分かりやすく構成・講演しようと思うと、簡単なことではありませんでした。
説明すれば説明しただけ理解してもらえるなんてことはなくて、理解してもらうための適切な説明と分量の見極めが必要だと痛感します。
こうして、自分のコンテンツを製作できたことが、1つ目の収穫です。
■ もう一つの収穫
もう1つは、多くの学生と知り合うことができ、希望と悩みを聴かせていただけたことです。
やはり直接の声は、感じるものが違います。
なかなか力になれないもどかしさもありましたが、僕なりに最大限のアドバイスをさせていただきました。
■ 社会人の役割
時折、学生に対して、「君たちは社会のことがわかってないなぁ」という知った顔をして指導するオトナがいますが、学生が、間接的な情報ばかり吸収して頭でっかちになるのは危険だと思っています。
僕ら先輩の役割は、答えを与えるのではなくて、学生の世界を大前提としつつ、社会人として何かそこに気付きを与えることではないかと思います(そもそも答えなんて与えられませんしね)。
釣った魚を与えるのではなくて、魚の釣り方を教えるのと似ています。
これはこうだからこうすべきという結論(釣った魚)を与えるのではなく、学生が自分の頭で考えるきっかけを与える(魚の釣り方を教える)方が大切だと思います。
そもそも僕は、「こうすべきだ」なんて結論出せるとは思っていません。
とにかく、有意義な講演でした。
企画当初から多大なる協力をいただいた学生の皆さんに、心から感謝します。
↓この記事を気に入っていただけましたらクリック(投票)お願いします!