意識と行動で人生は好転する!

弁護士×プロコーチ×セミナー主催者のパラレルワーカー新井玲央奈のブログ。

ビジネス書を読んで、息苦しくなる瞬間。




 ビジネス書や自己啓発本には、要は、

 「こういうことをしましょうorしないでおきましょう」

 「こういうことをするとorしないと、こうなりますよ」

ということがたくさん書いてあります。

 

 例えば、

 「信頼を得るためには、こういうことに気をつけましょう」

 「こういうことをすると、信頼をなくしますよ」。

 

■ 良い面

 本を読むたびに、

 「こういうところに気をつけるといいんだな」

という新しい発想・発見が蓄積されていきます。

 

 それによって、考えなしの言動を繰り返すのではなく、自分の中で枠を作って、適切に振る舞うことができます。

 

■ 気をつけなければならないこと。

 ですが、自分自身気をつけないとなぁと思うのは、

 「こだわり過ぎること・縛られ過ぎること」

です。

 

 1つ目は、「自分自身に対するこだわり・縛り」。

 「本に、こうしてはいけない、ああしてはいけない、こうしなさい、と書いてあったな」

と考え過ぎてしまうと、自分の言動がどんどん制約されてしまうのです。

 上記のとおり、枠を作って適切な振る舞いもできますが、こだわり・縛りすぎると、息苦しくなります。

 

 2つ目は、「人に対するこだわり・縛り」。

 本に、「こうしてはいけない」と書いてあったのに、それとは違う言動をする人はいます。

 これは、当然です。

 人それぞれ価値観や考え、キャラクター等も全然違いますから、唯一の答えなんてありません。

 なのに、こだわり・縛られ過ぎると、それに違和感を覚えてしまい、時にイラッとしてしまいます。

 

 

 いずれにしても、本に書いてあることを実践すれば全てうまくいくわけでもないし、実践しなくてもうまくいくことはたくさんあります。

 だからこそ、こだわりすぎず、縛られすぎず、「たくさんある中の一つの正解」位の気持ちで受け止めて、良いと思うなら実践する。

 だけど、実践しようと思ってもできないこともあるし、それはそれでいい。

 他の人が自分の考えとは違う言動をしても、それもそれでいい。

 そうしないと、息苦しくなって、楽しくありません。

 

 そもそもビジネス書を読むのは、人生を豊かにするためです。

 読むことで、こだわりすぎて、縛られて、息苦しくなっては本末転倒です。

 気をつけなければいけないな、と思いました。

 

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