■ 短く、かつ、的確な文章
メール等、文章を書く機会は多くあります。
その中で、「短く、かつ、的確な文章」に強い憧れを抱きます。
私は、どうしても長い文章を書いてしまいます・・・。
■ 書き手の心理は?
長文を書いてしまう心理は、
・ これも言わないと正確に伝わらないのではないか
・ 後で「聞いてない」と言われると困る
・ 愛想が無いと思われると困る
・ 短すぎると失礼だと思われるかもしれない
といった心理ではないでしょうか。
■ 読み手の心理は?
反対に、読み手としては、極端な話、段落替えや空白の行もなく、びっしりと文字が書いてある長文メールや文章を受け取ったら、どう思うでしょうか?
少なくとも、積極的に「読みたい」とは思いません。
長々書いてあって、結局何を言いたいのか分からない文章を読んだら、どう思うでしょうか?
もちろん詳細な説明が必要な場面、それでも読まなければならない場面はありますが、それでも出来る限り短く的確な文章の方が望ましいと思います。
■ 短い文章の魅力
以上は、「長文は避けたい」という話です。
更に一歩進んで、「短い文章の魅力」について考えてみます。
文章を書く目的は迅速かつ的確に物事を伝えることですが、まず重要なのは的確に伝わることです。そのため、迅速性はある程度犠牲にせざるを得ません。
しかし、短い文章で的確に伝える能力があれば、迅速性も実現できます。
それには、「今この文章で的確に伝えるべき事柄は何か」を見極める能力が不可欠です。
長く書いたときより的確かつ迅速に伝えるという、一見矛盾することを実現する。
これが、短く、かつ、的確な文章の魅力です。
そして、可能な限り削ぎ落とされ、それでいて的確に伝わる文章には、なんとも言えない自信や凄みを感じます。
今回の記事は出来る限り短く的確な文章を目指しましたが、やはり、長い・・・。
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