「すぐに聞かない」習慣。
■ すぐ聞く人
「すぐに聞く人」は,基本的に「楽をしたい人」です。
短期的には,「自分で調べるよりすぐに分かって得をした」と思うかもしれませんが,後述のデメリットを考えると,私は,すぐに聞くのは控えた方が良いと思っています。
■ すぐ聞く事のデメリット
① 信用を得られないこと。
すぐに聞く人は,楽をしたい人。
そして,その人が楽をした分は,聞かれた人の負担に変換されます。
「それくらい調べてよ」,「そんなことも知らないの?」,「それくらい自分でやってよ」。
こう思われて,信用は低下していきます。
これに限らず,私は,「すぐに口を開く人」は,あまり信用されないのではないか,と思っています。
② 自分でやる力・調べる力が身につかない。
何でもかんでも自分でやりましょうということではありません。
例えば,専門外のことまで常に一から調べる時間はありません。
しかし,日常の仕事の中では,「ちょっと調べれば出来る事」はたくさんあります。
そして,一度理解すれば応用が利くこともたくさんあります。
そういうことを毎回毎回聞くのではなく,面倒だけれど自分で調べることで,得られるものは多いはずです。
③ ここぞという時に頼れる人がいなくなる(かもしれない)
普段からすぐ聞いていると,①信用を得られなくなり,人が離れていきます。
そうすると,いざという時に,親身になって聞いてくれる人が限られてくるかもしれません。
反対に,普段きちんと自分で調べてくる人が,たまに聞いてくると,「この人は自分なりに調べたけど分からなかったんだな」と思って,親身になって回答したくなるものです。
■ 意識したいこと
冒頭にも書きましたが,短期的な「楽」というメリットばかり追いかけていると,中長期的な力や信頼を失うことになります。
多くの人が忙しい毎日を送っています。
だから,出来るだけ,自分は楽をして人に負担を課すようなことは避けた方が良いと考えています。
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