出版するとどういうことが起こるのか?(『出版で夢をつかむ方法』(吉江勝さん著))
吉江勝さんの『出版で夢をつかむ方法』(中経出版)
この本で勉強になったのは・・・
- 実際に本を出している人にはどういう出来事や感情が起こるかを知れたこと
- 出版に至るには様々なルートがあることを知れたこと
- 一言に「出版」と言っても,目的は人それぞれであることを知れたこと
臼井由妃さんのお話
複数の著者が寄稿しているのですが,印象に残ったのは臼井由妃さんのお話。
『自分のエゴやメリットのためだけに本を書かないでほしいと思います。
(中略)人生を一生懸命生きてこられた方ならば書くべきテーマが必ずあります。それは自分のビジネスノウハウと生き方です。
あなたが真面目に真っ直ぐにこれまでやり遂げてきたことをテーマに自分の思いがしっかりつまった原稿を責任感を持って書くようにして下さい。
そのような本に読者は共感して,感動するものですから。』
『あなたが真面目に真っ直ぐにこれまでやり遂げてきたことをテーマに自分の思いがしっかりつまった原稿を責任感を持って書く』
これが,私が書きたい原稿です。
出版が最終目的か?
吉江さんは,「おわりに」で,
「結局のところ,人に認められたり,共感や感謝をされて,それを共有できる喜びに満たされる幸せ以上のものはこの世に存在しないのではないかとさえ思えるのです」
と書いておられます。
私は,まず「for you」があり,読者が喜んでくれることで自分も幸せという意味で「for me」に還元されるような本を,いつか書きたいと思っています。
もちろん,それで自分の信用を得られたりビジネスがうまくいくことも重要ですが,主眼ではありません(今のところは)。
吉江さんも,上記のように「おわりに」で書かれているので,決して,「出版自体を最終目的としたノウハウ本」ではないと思います。
出版と一口に言っても,色々な目的やメリットがあることを改めて知りました。
どれが良い・悪いという話ではなく,だからこそ,自分が何のために書くのかという「軸」を持たねばならないと思いました。
↓この記事を気に入っていただけましたらクリック(投票)お願いします!
1週間は金曜日から始めなさい 仕事と人生が楽しくなる時間活用術
- 作者: 臼井由妃
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 45回
- この商品を含むブログ (42件) を見る