セルフブランド作り,2つのアプローチ
おさらい
ブランドをつくるには,基本的なスキルや実績が不可欠です。
基本的なスキルや実績が無い分野でブランドをつくることはできません(仮に形上は作れたとしても,それは虚構のブランド)。
ブランド作りのアプローチ
ブランドをつくる方法には,2つのアプローチがあるように思います。
① 今ある自分の強みから出発するアプローチ
今ある自分の強みを考え,それが誰の役に立つかを考えます。
誰かの役に立つ強みがあるなら,強弱の問題こそあれ,一応ブランドを作れるはずです。
☆人の役に立つ強みを発見・意識→ブランド作り
② 作りたいブランドから出発するアプローチ
作りたいブランドを想定し,そのために必要な強みを探す・身に付けることになります。
今はまだその強みが無いのなら,今はそのブランドを作れません。
そこで,必要な強みと今の自分の強みとの「差」を埋めていく。
☆作りたいブランドを想定→必要な強みを身につける→ブランド作り
①・②のアプローチを混同しない
私がセルフブランディングに関して理解が進まなかったのは,①と②を混同していたからです。
そもそも私は,謙遜ではなく,①の方法で強力なブランドを作れるほどのスキルや実績がないと感じています。
仮に今ある強みで一定のブランドが作れたとしても,私が作りたいブランドには程遠い。
だから,ブランド作りって言っても,何を作るのだろうか…という引っ掛かりがありました。
今自分は,①と②どちらに取り組んでいるのか,という意識が必要だと感じました。
②のアプローチでいう,「作りたいブランドを想定し,強みを身に付ける」という部分は,ブランディング云々よりも,古くから自己啓発本で語られている,「理想の自分を思い描いて,不足点を洗い出して,理想に向かって努力しましょう」という話ではないでしょうか。
つまり,
- 理想の自分を思い描く(=作りたいブランドの策定)
- 不足点を洗い出し,努力する(=強みを身につける)
と当てはめられます。
そして,ここまで来て(あるいは並行して)ようやくブランド作りという作業になるのではないかと思います。
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