相手は変わらない~自分の考え方をシフトする~
社会人になってしばらくは,バカのひとつ覚えのように,「自分の世界から見た正論」を振りかざしていました。
今でもその意見自体の大部分は間違ってはいないと思っています。
だけど,その当時と今とでは,考え方が違います。
一番の違いは,
人それぞれ,その人の世界から見た正論があると分かったこと。
私から見て間違っていることでも,相手がそれに賛同しない,あるいは賛同しても行動を起こさないのなら,相手には相手の世界から見た正論がある。
だから,「なんでわからないんだ!」と憤っても,怒っても,もがいても,良いことは無いと分かったのです。
何もアプローチしないということではありません。
相手の性格や関心に即して,自分が考える正論に賛同してもらえるようアプローチはします。
しかし,賛同してくれなくても,変わらなくても,憤らないし,怒らないし,もがかない。
理由は,上記のとおり相手にとっては別の正論があるからです。
諦めではありません。
諦めは,人にも,自分にも期待しないことです。
諦めではなく,自分の問題と考えて,自分自身に期待し,その自分自身の問題を解決するための挑戦です。
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