偉そうにして得することは何もない。
仕事をしていると,「偉そうにする人」に遭遇することがあります。
・ 自分は名刺を出すことも名乗ることもせずに,こちらの名刺を片手で受け取る
・ 足を組んで背もたれに片肘をついてふんぞり返って話をする
・ タメ口
・ 資料を投げてよこす
・ 自分の挙げた実績を聞かれてもいないのに語る
等々・・・。
しかし,偉そうにして得をすることは何もありません。
「偉そうにする人はその人なりに複雑な心理があるのだ」等,偉そうにする「理由」はここでは掘り下げません。
人は大事に扱われたい・尊重されたいという思いを持っていますから,偉そうにされて喜ぶ人はいません。
偉そうにしている人は,「自分が偉いと思ってもらえている」と勘違いしているようですが,相手は虚勢であることは見抜いています。
たとえ見抜いてはいなくても,単純に,「嫌な人だな」と感じています。
仕事をいただく苦労,お金をいただく苦労が分かっていれば,偉そうになんて出来ないはずです。
もし「偉そうにしているつもりはない」のに偉そうにしているように見えるのなら,それはかなりまずいと思います。
偉そうにしている人に限って,相手を値踏みして,自分より実力が上だと分かった途端手のひらを返したように下手に出ます。
しかし,時すでに遅しです。
顧客だろうが仕事関係者だろうが,「あなたと一緒に仕事がしたい」と思ってもらわなければなりません。
そう思ってもらえなければ,仕事は無いし,仕事があっても,選べる余地が乏しい。
偉そうにする人は,残念ながら,「あなたと一緒に仕事がしたい」とは思ってもらえないと思います。
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